デート映画一覧
デート映画

ゴーン・ガール (R15+)

映画館
ゴーン・ガール (R15+)
おすすめデート映画
写真

まさかの展開に誰もが唖然!
仮面夫婦の恐るべき真実

 「セブン」「ソーシャル・ネットワーク」の鬼才デビッド・フィンチャー監督作品の中でNO.1の興行収入となった本作。わたくしとしては超がつくほどの大傑作でした!2時間半近く、まったく飽きさせることなくグイグイと引き込まれて、映画的にもサスペンスとしてもほんとに面白かったです。

 映画の始まりは妻が忽然と姿を消してしまった結婚5周年の日。リビングには争った後があり、キッチンに妻の血痕が発見されるなど確実に事件性あり。このくだりが序盤で繰り広げられていきます。田舎街ですから市民が団結し、警察も総出で捜索を開始。妻が殺されたかも知れないと同情票が集まる夫なのですが、夫の不倫や近所の妻の友人の証言からDV疑惑が出てきたところで夫婦仲の悪さが浮き彫りになり、警察も「夫が犯人かも?」という展開になっていく。ここまでは予告編でも流れているし、まぁよくある展開。問題はその後なのです。

写真
ストーリー

舞台はミズーリ州。結婚5周年の記念日。誰もが羨むような幸せな生活を送っていたニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)だが、エイミーが突然失踪してしまう。リビングには争った後があり、キッチンからは大量のエイミーの血痕が発見された。警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然な夫ニックへ疑いの目を向けていく。美人妻の失踪事件によってミズーリ州の田舎町に全米の注目が集まり、暴走するメディアによって夫婦の隠された素性が暴かれ、やがて事件は思いもよらない展開を見せていく。完璧な妻エイミーにいったい何が起きたのか・・・。

 中盤でネタが明かされ、そこでド肝を抜かれてしまうのですが、それからまたしても二転三転し、ハラハラさせられる。普通ならオチの後は、事件の真相を説明するパターンが多いのがサスペンスですが、時折2人の生いたちや過去の関係などを見せ、それが後半と関連性が出来てきて、それで、それで・・・ああ、ネタバレしてしまうのであまり話せないのが残念すぎる!!!謎めきと衝撃度の高い物語ではありますが、夫婦の暗の部分が明かされていくにつれてシニカルな表現や彼らの言動など、思わず笑えちゃうところもあるのです。そして、この映画は未婚と既婚、男性と女性では見方が全然違ってくるのではないかと思う。未婚の方は「結婚」したくなくなるかもしれないので結婚間近のカップルは避けた方がいいかも(笑)。男性は「女って恐い」「俺は大丈夫かな?」と頭の中に色んなことが浮かんじゃうかも。夫婦関係が壊れていく課程なども描かれていて、見る側にその不協和音を問いかけてくるような演出もあるので、見終わったとき、私は旦那のことをどこまで知っているのか。彼は私のことをすべて知っているのだろうか。など自問自答しちゃいました(汗)。キャストも全員がハマリ役でね。特に夫役のベン・アフレックのちょっととぼけた感じがぴったりなの。妻を始め、双子の姉やゴシップ番組の金髪キャスターや勘の鋭い刑事など、強い女たちに彼が翻弄されていく姿もこの映画の見どころであり、鍵となります。少々気が早いけど、松岡的には来年のアカデミー賞主演女優賞は妻エイミー役のロザムンド・パイクで決まりです!

データ ゴーン・ガール (R15+)

  • 監督デビッド・フィンチャー
  • 出演ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、キャリー・クーン
  • 公開2014年12月12日(金)~ ミッドランドスクエアシネマほかにて公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。