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フューリー

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フューリー
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極限状態の熱き絆と
リアルな戦車アクション!

 世界中で多くのファンを魅了するブラッド・ピット。毎回大家族で来日し親日家としても知られています。今回は、新人兵士役のローガン・ラーマンとの来日だったので、子ども達からは日本のおもちゃのお土産をせがまれたとか。「マネーゲーム」で来日した際、200人もの取材陣が集まった新作映画の記者会見の席で、開口一番、「京都のオススメはありますか?」と挨拶代わりに聞いてくるので、記者たちがどう答えていいのか、面食らったことを思い出します。早く家族と京都に行きたかったのでしょうねぇ(笑)。

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ストーリー

1945年4月、戦車“フューリー”を駆るウォーダディー(ブラッド・ピット)のチームに、戦闘経験の一切ない新兵ノーマン(ローガン・ラーマン)が配置された。新人のノーマンは、想像を遥かに超えた戦場の凄惨な現実を目の当たりにしていく。やがて行く先々に隠れ潜むドイツ軍の奇襲を切り抜け進軍する“フューリー”の乗員たちは、世界最強のドイツ戦車・ティーガーとの死闘、さらには敵の精鋭部隊300人をたった5人で迎え撃つという、絶望的なミッションに身を投じていくのだった・・・

 さて、近年はプロデュース&主演・出演した作品がアカデミー賞レースの目玉になるなど、プロデューサーとしての手腕も高く評価されています。そんな彼が、脚本を一読し類い希なストーリーと、キャラクターに惚れ込み直ぐさま出演を熱望し製作も兼ねたのが本作。舞台背景は1945年4月、第二次世界大戦のヨーロッパ戦線の終結4週間前。ナチス・ドイツの負けが見えているのに抵抗を繰り広げる戦争末期。ブラピが演じるのは、連合軍兵士でフューリー(激怒)と名付けられた戦車のカリスマ指揮官。俺に着いてこい!気質の、部下からも信頼が厚い男気のある性格。そこにラーマン演じる戦場未経験の若者が補充兵として赴任し、フューリー5人の乗組員兵士達は家族にも似た絆で一致団結して敵に向かっていきます。本作は、よくある戦争の歴史を追う映画ではなく、戦争における生と死という普遍的なテーマを徹底的に追求していて、まさに究極のヒューマンドラマと呼ぶのに相応しい作品となりました。私が驚いたのは、長い期間の話ではなく、わずか一日の出来事に焦点を絞っているところ。たった一日のことなのにこれほど劇的に物語が展開していくとはねー!兵士達の激しい心の葛藤、死にものぐるいの抵抗をみせるドイツ軍との死闘、次々とフューリーが試練に見舞われていく様に見入ってしまいました。孤立無援となったフューリーが300人のドイツ兵との無謀な闘いに身を投じるラストミッションはもう、涙が止まらなかった。

 軍人出身のデヴィッド・エアー監督の、兵士リアリティへのこだわりは相当なものだったらしく、俳優達は厳しいブートキャンプへ参加し、訓練を終えた頃には全員が戦車の操縦が出来るようになったそうです。また、彼らが自分たちの家と呼ぶ戦車の内部や部品までこだわり、現存するアメリカやドイツの本物の戦車を使用した戦闘シーンはミリタリー好きな方や男性には堪りませんね。女性は、兵士の人間関係に胸が熱くなること必至ですよ!

データ フューリー

  • 監督デヴィッド・エアー
  • 出演ブラッド・ピット、シャイア・ラブーフ、ローガン・ラーマン、マイケル・べーニャ、ジョン・バーンサル
  • 公開2014年11月28日(金)~ ミッドランドスクエアシネマほかにて公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。