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昼と夜で、二つの顔を持つ男
デンゼル版・必殺仕事人!

 子どもの頃、アニメを見るよりも「必殺仕置人」「必殺仕事人」などのいわゆる“必殺シリーズ”、海外ドラマなら「ザ・シークレット・ハンター」という世の不正を完全抹消する闇の仕事人に憧れた変わった子だった私。正義感の強い子ではなかったけど、この手の物語は見終わった後スカッとするじゃないですか!そして、大人の時代劇なのでちょっとエッチなシーンも出てきたのでそれもドキドキしたりしてね(笑)。この必殺シリーズはお金をもらって“仕事”をするのですが、今回のデンゼル・ワシントンの場合は無償なのです。わかりやすくいうとリュック・ベッソン監督の名作「レオン」の少女マチルダを悪人から守るレオンのよう。レオンは暗殺者だけどマチルダに関しては無償で守りましたよね。

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ストーリー

元CIAエージェントのロバート(デンゼル・ワシントン)は、今はホームセンターで働く、ごく普通の真面目な人間。ある夜、カフェで娼婦の少女テリー(クロエ・グレース・モレッツ)と出会い、彼女を囲うロシアンマフィアの非情さに、内に眠っていた正義感が目を覚ましていく。かつての彼は、身のまわりにあるあらゆる物を武器に変え、警察では解決できない不正をこの世から瞬時に消してしまう「イコライザー」と呼ばれる男だった。テリーとの出会いから、再びイコライザーとしての仕事を遂行していく・・・・・・。

 デンゼル演じるロバートは、昼間はホームセンターで働く面倒見のいいおっちゃん。規則正しい毎日を送り、夜中にカフェで小説を読むのが唯一の楽しみで、そこで出会った娼婦の少女テリーとちょっとした会話も楽しむ。そんな彼女がロシアンマフィアから暴行されるのを目撃したことから、ロバートの中で眠っていた正義感を呼び起こされ、闇の世界を一掃していきます。冒頭では、質素な部屋での真面目な彼の生活ぶりが描かれるのですが、やたら映し出されるのが時計。そして何か事を始めるときに必ず腕時計のストップウォッチで時間を計る。最初は、その行為に違和感があったのですが、これが後ほどまったく違う映画かと思うくらいガラリと変わっていくストーリーの伏線だったのです。

 実は、彼は元CIAのトップエージェント。退職後は戸籍を抹消して別人として生活していたのですが、その説明が全く無いので観ている側は「この人何者?」と興味を引かれていく。冒頭の20分は中年の地味な生活を描いているのにも関わらず、何か起きそうな緊張感のある演出は最後まで同じテンションで持続されるので気を抜けません。派手な演技はないけれど、デンゼルが優しい昼と眼光が鋭い夜の顔を見事に演じ分け、ムダのないアクションの切れ味が最高にカッコイイのです。悪い奴らが何人いようとも、その場の状況判断が優れているので、あっという間にやっつけてしまう姿にホレボレ。それと、自分が助けたということを人に言わない姿が「男の中の男」なのよね~。新たなヒーロー像として続編希望します!

データ イコライザー

  • 監督アントワーン・フークア
  • 出演デンゼル・ワシントン、クロエ・グレース・モレッツ、マートン・ソーカス、ビル・プルマン
  • 公開2014年10月25日(土)~ ミッドランドスクエアシネマほかで公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。