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マレフィセント

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マレフィセント
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「眠れる森の美女」の悪役の
視点で描いた究極の愛の物語

 子どもの頃に何度となく見たディズニーアニメの傑作「眠れる森の美女」。恐ろしい妖精マレフィセントによって、16歳になったら永遠の眠りにつくという魔法をかけられた美しいオーロラ姫。真実の愛だけが姫を目覚めさせることができるとう何ともロマンチックな物語は「いつか私にも白馬の王子様が迎えに来てくれる!」と女子心をワクワクさせてくれたものです。この、呪いの眠りから目覚める姫のお話は、バレエや舞台にもなり、形を変えて500年以上前から現在まで語り継がれてきた民話ですが、黒いマントを翻し、大きな角と射るような眼差しで人々を震え上がらせるマレフィセント像というのはディズニーが独自で作り上げたものなのです。その物語をディズニーが実写でセルフリメイクし、眠れる森の美女の誰も知らない物語を悪役であるマレフィセントの視点から描きだします。アニメとは違うドラマテックな展開と超ファンタスティックな映像世界が広がり、姫を育てる陽気な妖精達やイケメン青年に変身するカラス(変貌自在でマレフィセントに仕える)など、サブキャラの活躍も楽しめます。

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ストーリー

妖精の国に住み自然を愛する無邪気な妖精マレフィセントは、敵対する人間の国の青年ステファンと恋に落ちる。しかし、長くは続かず、1人で彼を待ち続けるマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)。大人になり再会するのも束の間、野心の強いステファン(シャールド・コプリー)がマレフィセントの恋心を利用し、彼女を裏切って王位に就いてしまう。やがてロイヤルベビー・オーロラ姫が誕生。祝の席で復讐心からマレフィセントは姫に恐ろしい呪いをかけてしまい・・・。

 注目すべきはアンジェリーナ・ジョリー扮するマレフィセント。妖精の妖しい美しさにぴったりなのです。ステファン王との少女時代の恋が憎しみに変わり、ステファン王の娘であるオーロラ姫に魔法をかけてしまうのですが、16年間密かに姫を見守る内に、いつしか芽生える母性のような感情と人間的なエピソード・・・。物語が進むにつれてアンジー自身の母親という立場と重なっていきます。姫を育てる3人の妖精の大雑把な育児にいつもハラハラしている姿がママの顔そのものなのです。

 オーロラ姫の少女時代を演じるのはアンジーとブラピの3女ヴィヴィアン。他の候補者もいましたが、撮影現場で角をつけたアンジーを子役が怖がってしまい、ただ一人、平然としていた彼女が役を演じることになったそうです。さらに次男、長女も撮影にチラッと参加しているとか。親子の初共演をスクリーンで見られるのはとても貴重ですね。また、日本語吹き替え版では、姫を育てる3人の妖精の声をタレントの福田彩乃が1人3役で演じています。年配の妖精は低めに、若い妖精は地声に近く、中間の妖精はお得意の鶏の声を参考にしたそう。どんな声色になっているか、吹き替え版も要チェックですよ!

データ マレフィセント

  • 監督ロバート・ストロンバーグ
  • 出演アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、シャールト・コプリー、サム・ライリー
  • 公開2014年7月5日(土)~ ミッドランドスクエアシネマほかで公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。