デート映画一覧
デート映画

ゲノムハザード

映画館
ゲノムハザード
おすすめデート映画
写真

西島秀俊の新たな魅力炸裂!
傑作ミステリー小説の映画化

 人間の記憶の痕跡をえぐる極上ミステリーが誕生しました。これまで「記憶」をテーマにした作品といえば記憶を消された元CIA工作員が自分を取り戻していく「ボーン・アイデンティティー」、昏睡状態から目覚めたら別人になっていた「アンノウン」など数多く作られてきました。人間の記憶というのはとても映画的でミステリアスな題材だと思います。人間は都合のいい生き物で歳を重ねていくと過去の記憶は人に話す度に自分のいいようにねつ造され、違う物語になっていくとか。誰もが自分の人生をドラマチックに上書きすることも可能ということになりますね。まぁ、誰でも嫌なことは早く忘れたいですけど(笑)。

写真
ストーリー

ある日イラストレーターの石神(西島秀俊)が帰宅すると、妻が何者かに殺されていた。突然鳴った電話に出ると受話器の向こうの声は妻だった。一体この死体は誰なのか。動揺する彼の元に警察を名乗る男達が訪ねてくるが、それと同時に妻の死体が忽然と消えてしまう。男達から逃げる途中に偶然出会った韓国人の女記者(キム・ヒョジン)に匿ってもらいながら彼女の協力により真相を追っていくが・・・。

 本作は、まさにその「記憶の上書き」がテーマ。物語はイラストレーターとして愛する妻と平穏な生活を送っていた石神という男の妻が殺された事件から始まります。物語が進むにつれ、自分の記憶が操作され上書きされていると知り、自分が誰なのか探りはじめると韓国人のDNA研究者だったことが判明。その事実を突き止めようとするが、今度はその5日後には上書きされた記憶も元の記憶も消えてしまうという、「記憶」をトリックにストーリーを紡いでいくというなんともスリリングな設定。この男の不可解な行動は、記憶喪失なのか、はたまた二重人格者なのか、冒頭から約45分間は観る側の脳をかき回されるかのように謎だらけで展開していきます。自分のまわりで起きている出来事を理解できぬまま、石神は偶然出会った韓国テレビ局の女性記者の手を借りて記憶を辿っていき、後半は、たたみ込むようにその謎解きがスリリングかつミステリアスに描かれていきます。そこに「タイムリミット」という大きな壁も加わって怒濤のクライマックスへ突入!複雑に絡み合った謎が解けた時、なんとも爽快な気分にさせてくれます。

 原作は、サントリーミステリー大賞読者賞を受賞した司城志朗の同名小説。映画化にあたり原作を読んだ「美しき獣」のキム・ソンス監督が熱望した主人公の石神役の西島秀俊は、監督自ら手紙を書いて熱烈なラブコールに応えての出演となったそう。今回の西島さんは走って走って走りまくり、カーアクションに肉弾戦と今まで見せたことのないくらいな過激なアクションを披露しているので、新たな魅力でファン倍増間違いありません!同性ファンも多いのでデートにオススメ。見終わった後、答え合わせしながら語りたくなる一本です。

データ ゲノムハザード

  • 監督キム・ソンス
  • 脚本キム・ソンス
  • 出演西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子、浜田学、中村ゆり、パク・トンハ、イ・ギョンヨン、伊武雅刀
  • 公開2014年1月24日(金)~ TOHOシネマズ名古屋ベイシティほかにて公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。