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永遠の0

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永遠の0
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日本中を感動の涙で包んだ
国民的小説の待望の映画化。

 特攻出撃で帰らぬ人となった零戦パイロット・宮部久蔵の愛と生と描く「永遠の0」。400万部を超えるベストセラーとなった百田尚樹の小説が原作となります。この原作に感銘を受けて映画化を熱望したのは「ALWAYS三丁目の夕日」シリーズで日本アカデミー賞ほか、映画賞を総なめにした山崎貴監督。空中戦など得意のVFXを駆使し、丹念なリサーチによる歴史の再現、主人公の生き様に強いメッセージを込めた力作としてスクリーンに登場しました。

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ストーリー

太平洋戦争末期、誰よりも生還することを望みながら、最後は特攻隊員として散る道を選んだ宮部久蔵(岡田准一)。現代に生きる宮部の孫、佐伯健太郎(三浦春馬)がその存在を知り、かつての戦友達に「臆病者」と蔑まれながらも、今まで知らなかった実の祖父・宮部久蔵という人物の真実の紐を解いていく・・・。

 物語は現代と戦時中を交互に描いていきます。2004年現代、司法試験に落ちて進路に迷う健太郎は祖母の葬儀の日に驚くべき事実を知らされます。自分と祖父・賢一郎は血の繋がりがなく血縁関係のある祖父は別にいると。フリーのライターをしている姉に誘われて本当の祖父・宮部久蔵について調べていきますが、そこで彼が耳にした宮部の人となりは「海軍一の臆病者」との醜い話ばかり。その真実を突き止めるため、挫折しながらも健太郎は亡き祖父の軌跡を辿っていきます。

 冒頭の15分。戦友達にボコボコに言われてしまう宮部久蔵は一体どんな男だったのだろう・・・。孫の健太郎と同じ目線と思いで観ているわけですから、期待が膨らみます。過去のパートに切り替わり、遂に宮部が零戦に乗って空母に着陸するというカッコイイシーンで登場。「この男が宮部なのか!」と思った途端、現代パートに戻り、またしても宮部を知る人物から「情けない奴」とめった切り。物語が進行していくにつれて、この人は何故、乱戦を無傷で帰還し、生きることに執着するのか。しかもそんな宮部がなぜ、最後には特攻隊を志願したのか。そんな疑問を残しながら、いよいよ宮部を知る最後の人物に辿り着いた健太郎と共に衝撃の事実を知り、私の涙の堤防は決壊しました。

 私を泣かせたのは宮部久蔵を演じた岡田准一。宮部の感情表現にとても苦労したそうで、特に仲間達が死に追い込まれていくといった後半部分は精神的にもかなり辛かったそうです。岡田さんは観客を裏切ることなく宮部を演じ、そして戦争に散った人々の「人としての強さ」を見事に表現しています。戦争や零戦と聞くと女性には敷居が高くなるかもしれませんが、本作はそんな一面だけでは語り尽くせない物語で、家族、生きること、強さ・・・など、人生において大切なことがいっぱい詰まっています。山崎組が総力を結集して作り上げた渾身の空戦シーンなど、ぜひ大きなスクリーンで観てくださいね。

データ 永遠の0

  • 監督山崎貴
  • 出演岡田准一、三浦春馬、井上真央、濱田 岳、新井浩文、染谷将太、三浦貴大、上田竜也、吹石一恵、田中 泯、山本 學、風吹ジュン、平 幹二朗、橋爪 功、 夏八木 勲
  • 公開2013年12月21日(土)~ ミッドランドスクエアシネマほかにて公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。