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ウォールフラワー

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ウォールフラワー
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観る人全ての琴線に触れる
珠玉の青春物語の傑作。

 1999年にアメリカで出版されたスティーブン・チョボスキーのベストセラー小説を作者自ら映画化した青春映画。原作は若者達のバイブルといわれ、主人公のチャーリーは世界中の悩める若者達の魂の友として、今もなお人気なのです。

 今が楽しくてしょうがない日もあれば、早く時間が過ぎ去ってしまえばいいと思う日もある。みなさんの青春時代はどうでしたか?私は本作を観ながら、薄れていた10代の頃の記憶が蘇り、胸が苦しくなってポロポロ涙がこぼれ落ちました。口に出して言うのは恥ずかしいけど“胸キュン”しちゃったのです。あれから随分旅しちゃったけど、あの頃の想いはまだ残っていて良かったな(笑)。心に傷を秘めた神経症気味の主人公・高校生チャーリー。彼は学校ではいつも“壁の花”だったけど、年上の自由を愛するはみ出し者の兄妹と奇跡的に友達になり、光りのある場所へと踏み出していきます。運命の友達と出会い、他愛もない会話をしながらバカ騒ぎ、息も出来ないくらいドキドキする切ない恋、彼らの過ごす日常の一コマがどうしようもなく愛おしくて、これこそが純度100%の青春だ!と叫びたくなりました。彼の過去の秘密の紐が解けたとき、見る側も心の中のモヤモヤが消え、未来に向かうチャーリーの清々しい笑顔を見たらなんだか自分もやる気がでてきたから不思議です。

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ストーリー

16歳の高校生チャーリー(ローガン・ラーマン)は、内気な少年で、いつも壁の花となり目立たないように日々を過ごしていた。友達もいない、彼女なんて論外。そんな彼の存在を認めてくれたのが上級生のサム(エマ・ワトソン)と、彼女の血の繋がらない兄パトリック(エズラ・ミラー)だった。2人は学園のはみ出し者だったが、アメフト観戦をきっかけにチャーリーは彼らの仲間として迎えいれられ、彼の毎日は急速に輝きはじめる。

 チャーリーを演じたのは「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」が公開中のローガン・ラーマンで今年21歳、芸歴は16年。「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」の来日時にインタビューしたのですが、すでにスターの貫禄あり!注目の若手俳優ですよ。チャーリーが崇拝する初恋の人サムには「ハリー・ポッター」シリーズのエマ・ワトソン、サムの義理の兄でエキセントリックなパトリックには「少年は残酷な弓を射る」で話題となった個性派エズラ・ミラー。この3人が実にリアルで、生き生きと演じているのがとても魅力的でした。

 また、物語の背景が80年代後半から90年代なのでザ・スミス、デヴィット・ボウイ、ソニック・ユースなど、いつ聴いても心にグッと来る名曲の数々が劇中で流れ、映画「ロッキー・ホラー・ショー」が大事なシーンで登場するなど、映画ファン、音楽ファンの心もくすぐります。10代の輝きと切なさを追体験できる作品ですよ。

データ ウォールフラワー

  • 監督スティーブン・チョボスキー
  • 脚本スティーブン・チョボスキー
  • 原作スティーブン・チョボスキー
  • 出演ローガン・ラーマン/エマ・ワトソン/エズラ・ミラー
  • 公開伏見ミリオン座ほかにて公開中
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。