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グランド・イリュージョン

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グランド・イリュージョン
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映画そのものがイリュージョン
スリリングな物語に騙されて!

 巧妙な話術や手さばきで観る者を釘付けにし、魔法のような瞬間を魅せてくれるマジック。古代エジプトからの長い歴史があるそうで、目の前で披露するテーブルマジックから、日本では引田天功、そして世界を代表するデヴィット・カッパーフィールドと、イリュージョンはアートショーに近いものがあります。以前、佐藤健くんとお仕事をした時にフォークを使った手品を見せてもらったことがありますが、見事な手つきとポーカーフェイスでまんまと騙されちゃいました。相手の驚く顔を見るのが快感だとか。マジックは誰もが好奇心をそそられますよね。

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ストーリー

マジシャンのアトラス(ジェシー・アイゼンバーグ)をリーダーとする4人組イリュージョニストグループ「フォー・ホースメン」が、ラスベガスでショーをしながら遠く離れたパリの銀行から金を奪うというマジックを披露し、観客を驚かせる。FBI捜査官のディラン(マーク・ラファロ)は、彼らがさらなる強盗を働く前に阻止しようとするが、フォー・ホースメンのイリュージョンを見抜くことができない。捜査陣はマジックの種を暴くことで有名なサディウス(モーガン・フリーマン)という人物に協力を依頼するが・・・・・・。

 本作は、そのマジックにフィーチャーし、圧倒的なスリルと衝撃を呼び起こす話題作で“フォー・ホースメン”と呼ばれる4人のスーパーイリュージョニストグループが大胆な手法を使い、3つの大都市で大勢の観客が見守る中、金庫の大金を狙う様を描いていきます。ホースメンのメンバーは、謎の男によって集められ、トランプと巧みな話術のスライハンドマジシャン、瞬間移動の脱出アーティスト、催眠術を使うメンタリスト、ストリートハスラーなどいろいろな技能を極めた男女4人。ニューオリンズ、ニューヨーク、ラスベガスを舞台にマジックを披露するのですが、これがもう、想像を絶するトリック犯罪なのです。マスコミも観客も大興奮の中、FBIの威信をかけた追跡劇も加わり、先読みが出来ない二転三転のストーリーには伏線があちこちに散りばめられていて目が離せません。何というか、物語そのものがマジックになっているんです。

 ホースメンにはこの4人を集めたリーダーが別にいるのですが、それが誰だかわかるラストシーンでは「うわぁ騙された!」と悔しい気持ちになり、もう1回見ちゃいました(笑)。よく練られた脚本で映像もスタイリッシュ。スマートに小気味よくストーリーが展開していくのでこの騙され方なら納得がいきます。ネタバレじゃないけど、ちょっとヒントね。マジックは観客の視点を様々なところに向けさせます。この物語もマジックと同様の仕掛けが施されていますので、ホースメン以外の人物も注意深く見てください。犯人というトリックがどこかに隠れています。ちなみに、劇中のイリュージョンは世界的プロマジシャンのデヴィット・カッパーフィールドと、メンタリストのキース・バリーが協力して作り上げているので映画館にいながらにして、大掛かりなマジックも堪能できちゃいますよ。

データ グランド・イリュージョン

  • 監督ルイ・ルテリエ
  • 出演ジェシー・アイゼンバーグ/ウディ・ハレルソン/アイラ・フィッシャー/マーク・ラファロ/モーガン・フリーマン/マイケル・ケイン
  • 公開2013年10月25日(金)~ ミッドランドスクエアシネマほかにて公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。