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スター・トレック イントゥ・ダークネス

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スター・トレック イントゥ・ダークネス
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映画ファンの心を支配する
エモーショナルなSFドラマ

 1966年に始まったテレビドラマ「スター・トレック」。5つのテレビシリーズ、12本の映画を世に送り出した未だに人気の作品です。オリジナルのイマジネーションはそのままに、オリジナルを知らない世代にも楽しめるよう、21世紀のセンスと、ド派手な見せ場をふんだんに盛り込みリブートされた2009年公開の「スター・トレック」。そしていよいよその待望の続編が日本に上陸しました。去年の12月から、悪役のベネディクト・カンバーバッチ、主演のクリス・パイン、トンガリ耳でお馴染みスポック役のザッカリー・クイント、そしてテレビ界・映画界の両方でヒット作を発表し続け、次世代のスピルバーグと名高いJ.J. エイブラムス監督らが入れ替わり立ち替わり3回に渡って来日したため、映画の期待感も含め公開前から日本では既にスター・トレックシリーズの熱心なファン“トレッキー”が続出している様子です。

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ストーリー

西暦2259年。若きリーダー、カーク(クリス・パイン)が指揮するUSSエンタープライズは、未知の惑星の探索中に巨大な地殻変動に遭遇。彼はルール違反を犯してまで原住民と副長スポック(ザッカリー・クイント)を救おうと試みるが、地球に戻ると船長を解任されてしまう。ちょうど同じ頃、ロンドンの宇宙艦隊データ基地が謎の男ジョン・ハリソン(ベネディクト・カンバーバッチ)によって破壊され、更なる被害が世界中に拡大していく。たった一人で世界に戦争を仕掛けてきたジョン・ハリソンの目的とは・・・?

 私の感想を簡潔にいうと「最高に面白い」の一言。一秒たりとも目が離せない本作は、3D効果を生かした壮大なアクションに、気の利いた会話、エンタープライズ号の乗員たちそれぞれの見せ場もあってエンターテインメント映画に必要なものがてんこ盛り。まさに理想的な続編なのです。最後の40分の、何度も何度も展開が塗り替えられるというクライマックスシーンは、どんどん物語のテンションが上がって深いドラマに心まで奪われてしまった。圧倒的に前作を越えましたね。

 J.J.エイブラムス監督は、ユニークな仕掛けやマニアックな映画オマージュも得意としていますが、人間同士の深い絆を描くのも上手い。テレビでは「LOST」「フリンジ」などで魅せた、尽きることのない発想力。そんな彼の手腕が発揮された本作は最も進化したエンタメムービーだと思います。何といっても1秒1分の密度が濃い。様々な映画監督の来日に立ち会っていますが、彼ほど若い映画ファンから歓迎された人はいないと思いますね。そして今回、欲張りにもインタビューを2回もしてしまったベネディクト・カンバーバッチさんは、声がシブくてステキ。そして何よりも品があります。海外ドラマ「シャーロック」で大ブレイクして日本でも熱狂的なファンがいっぱいなのですが、私は「裏切りのサーカス」や「戦火の馬」の確かな演技に魅了されました。スクリーンで圧倒的な存在感を放つ英国紳士。銀河系ファッションに身を包み登場する姿は、他の演者が霞んでしまうほどのその佇まいに心奪われる女子が続出すること間違いなしです。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ スター・トレック イントゥ・ダークネス

  • 監督J.J.エイブラムス
  • 出演クリス・パイン/ザッカリー・クイント/ベネディクト・カンバーバッチ/
    ゾーイ・サルダナ/サイモン・ペッグ
  • 公開2013年8月23日(金)~ ミッドランドスクエアシネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。