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ブラピパパが家族のため
人類のため世界を駆け巡る!

 本作の原作マックス・ブルックスの世界的ベストセラー小説『WORLD WAR Z』は、世界破壊を描いており、政治的なアングルが加わった難解な問題作。ジョニー・デップも強い関心を示していたそうですが、ブラピが映画化権を見事獲得。かねてから交流のあった「チョコレート」「007慰めの報酬」のマーク・フォースターに監督を指名して、国境を越えて共感できるエンターテインメント作品を作り上げました。

 「ゾンビの話でしょ?」と思うかもしれませんが、これがちょっと違うのよ。実際に私たちが経験した数年前のSARSのように世界的なパンデミックとして謎のウイルスによるパニックが起きたら自分はどうするのか。また権力構造や、社会的な道徳が消滅してしまったら世の中はどうなるのか!?人間ドラマを交えながら見応えたっぷりに、私たちにも起こりうるかもしれない“現実”を描いているのです。

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ストーリー

ある朝、謎の伝染病がアメリカ合衆国フィラデルフィアを猛襲し、家族と共に感染者の群れに遭遇するジェリー(ブラッド・ピット)。妻子を守りながら安全な場所を探し、元同僚の手配で空母アーガスに乗り込むことが出来たが、それにはワケがあった。かつてエボラ菌などの伝染病の調査にあたったジェリーを国連復帰させワクチン開発をさせるためだったのだ。彼は家族の安全確保と引き換えに、そして人類のために情報収集をしに各地に飛び立っていく。

 物語は幸せそうな4人家族の朝食タイムから始まります。でも、車に乗ってお出かけするやいなや大渋滞に巻き込まれ、車の爆発音や人々の泣き叫ぶ声と共に一瞬にして目の前が地獄絵図となる。これが冒頭部分で10分もしないうちに通常の映画のクライマックスと同じようなテンションになるのです。主人公ジェリーとその家族も、一体世の中で何が起きているのか全くわからない状態なので、彼らと私たち観る側が同じ目線で物語に入っていきます。元国連捜査官のジェリーはこの“謎のウイルス”の感染を絶つワクチン開発に協力を求められ、人類を救うために飛び回るのですが、このブラピパパが頼もしくてね。常に先を読み取り、冷静に感染者達の行動を観察します。先日、日本語吹き替え版で妻役を演じた篠原涼子さんにインタビューしたとき、「こんな旦那さんやパパがいたらいいですよね~」と意気投合しちゃいました。ブラピったら本作を自分の子供達に見せたかったのかもね~。

 人間ドラマ以外にも圧巻の映像も見どころのひとつ。イスラエルで何万人もの感染者が高い壁を乗り越え雪崩のように市街地に落ちるシーンがあります。これは監督が子供の頃に見た、アリが群れを成して丘を登っていく姿や、渡り鳥の大群から着想を得たそうですよ。監督ってば子供の頃から感性豊かなのね。とにかくこの感染者“Z”たちは動きが凶暴で素早い!!ヒヤヒヤしながら強烈なスリルが味わえますよ。猛暑にぴったりの映画です!(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ ワールド・ウォーZ

  • 監督マーク・フォースター
  • 製作ブラッド・ピット
  • 出演ブラッド・ピット/ミレイユ・イーノス/ジェームズ・バッジ・デール/ダニエラ・ケルテス/マシュー・フォックス
  • 公開2013年8月10日(土)~ TOHOシネマズ 名古屋ベイシティほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。