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真夏の方程式

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国民的キャラ“ガリレオ”こと
湯川がスクリーンに復活!

 天才物理学者・湯川准教授の「実に面白い」の決めゼリフですっかり国民的ドラマとなった「ガリレオ」シリーズ。テレビドラマシリーズの第二弾は約5年半ぶりの続編として放送が始まり、初回視聴率は22.6%という見事な数字を記録。誰もが待ちわびていたシリーズと言うことを証明しましたね。そして映画「容疑者Xの献身」から5年、ついに待望の映画第二弾が公開となりました。

 テレビドラマは決めゼリフやポーズ、問題を解決するときの数式などのお決まりの展開がエンターテインメントとして楽しませてくれますが、映画の湯川はちょっと違います。ドラマファンにとっては、ある意味予想を裏切り、期待以上の感動をもたらす人間ドラマになっている、それが映画版なのです。前作から6年近く経っているので、湯川が丸くなったとか、よく笑うようになったとか予想するはず。でも湯川は通常の人間の感情を持たない人なので、歳を重ねても相変わらずな無骨な態度で人に接しますが、本作では湯川の新たな一面を見ることが出来るのです。近づくと蕁麻疹が出るほど子供嫌いな湯川が、仕事先で知り合った少年とひと夏過ごしていくうちに、事件に巻き込まれた彼の将来を気にして子供のために時間と労力をかけていく・・・。「ある人の人生がねじ曲げられてしまうかもしれない」と劇中のセリフがあるのですが、これは善の心か科学者としての言葉なのかはわからないけど、少なくとも彼ならではの人間味が少しわかった気がします。

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ストーリー

湯川学(福山)は、開発計画で揺れる美しい海辺の町へ向かう電車の中で恭平(山崎)という少年に出会う。湯川は開発事業に反対する地元住民・川畑成実(杏)一家が経営する旅館「緑岩荘」に泊まることになり、再びその旅館で恭平と再会する。彼はこの民宿を営む家族の親戚で夏休みの間遊びに来ていたのだ。次の朝、湯川以外のもう1人の宿泊客で元刑事の塚原(塩見)が変死体で見つかり事態は急変。図らずも事件に直面した湯川は旅館の家族と塚原の思わぬ因縁を知ることに・・・。

 そうそう、変わったと言えば「メガネ」。今回はほとんどメガネをかけています。デザインも変わったかな。さらには旅館で過ごすシーンが多いので、浴衣姿や美しい海に潜るシーンでウェットスーツを着用しています。“湯川コスプレ”(笑)は福山ファンにとっては嬉しいかも!私は、物語の中で抜けるような青い空の元で「科学はキライ!」という子供・恭平のためにペットボトル製ロケットの打ち上げ実験をするシーンが大好き。親戚ではない大人と触れ合うことで少しだけ大人の世界に足を踏み入れたときのような、子供の頃の記憶が蘇りました。人生経験の普遍的なことが自然に映し出されている爽やかな場面なのです。夏空の下で湯川が解いた方程式はどんな「解答」が出たのか。劇場で確かめてくださいね。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 真夏の方程式

  • 監督西谷弘東野圭吾
  • 脚本福田靖
  • 原作東野圭吾
  • 出演福山雅治/吉高由里子/北村一輝/杏/山崎光/風吹ジュン/前田吟/白竜
  • 公開2013年6月29日(土)~ ミッドランドスクエアシネマほかで公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。