お友達映画一覧
お友達映画

シュガー・ラッシュ

映画館
シュガー・ラッシュ
おすすめお友達映画
写真

ゲームの世界の裏側を描いた
新世代アニメーション

 イマジネーション溢れる世界感に、目も眩むほど素晴らしいビジュアル。常に創造豊かに子供から大人までファンタジーの世界に誘ってくれるディズニーの新作は“ゲームの裏側”を描いたゲーム版トイ・ストーリー。

 人間たちが夢中になっているゲームのキャラクター達は、ゲーム中は自分たちに与えられたキャラを人間向けに演じていますが、ゲーム終了とともにその仕事は終わります。そしてゲームセンターが閉店してからはゲームの世界にも夜がやってきて、それぞれ自分の暮らしがあり、好きに過ごしているのです。本作を見てからは、電源がはいっていないゲーム機をみつけると、「今頃キャラクター達は何しているのかな?」と思うようになりました(笑)。

 主役がゲームの悪役キャラと欠陥プログラム少女という王道じゃない設定にグッと心を掴まれつつ、二人の冒険を通してゲームの世界を体感。ゲームの裏側はおもちゃ箱をひっくり返したようで、まるでそこはテーマパークなのです。
 圧巻なのはゲームの世界の心臓部である「ゲーム・セントラル・ステーション」。ニューヨークのターミナル駅グランドセントラルをモチーフに、窓から差し込む光の具合までも似せてデザインされているのですよ。キャラクター達は仕事が終わるとここを通ってから、それぞれの住まいに戻るってわけ。そこには失業したキャラクターが暮らしているなど、ゲームの世界を象徴する場所なので、有名ゲームのキャラ達も山ほど登場します。「あ、パックマンが通った」とか「ソニックがいた!」などなど。どれだけ見つけられるかもお楽しみのひとつですね。

写真
ストーリー

アクションゲームの悪役キャラクターのラルフ。30年間嫌われ続けてきた彼の願いは、みんなに愛されるヒーローキャラになること。ある日、ついにラルフは自分のゲームを飛び出して、お菓子の国のレースゲーム「シュガー・ラッシュ」に迷い込む。そこでラルフは、不良プログラムのためレースに出場できない少女ヴァネロペと出会う。孤独な2人は次第に友情の絆で結ばれていくが、このゲームに隠された恐るべき事実を知ることに。

 また本作はジャパニーズカルチャーが多用されています。ヒロインのヴァネロペは日本の女の子たちがモデルで黒髪に褐色の瞳。レーサーのライバルキャラ達のファッションは原宿ガールがお手本。さらに登場するお菓子は、よく見るとオレオ、ラフィ・タフィ、メントス、コークなど日本でもお馴染みの有名スイーツ。監督が日本から様々なお菓子を輸入して、味見をした上で映画に登場させたそうです。また、挿入歌はAKB48が歌う「シュガー・ラッシュ」。映画の世界観にぴったりで踊り出したくなってしまいます。
 同時上映の短編アニメーション「紙ひこうき」(アカデミー賞受賞)も、ロマンチックな大人のラブストーリーとなっていて必見です。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ シュガー・ラッシュ

  • 監督リッチ・ムーア
  • 製作クラーク・スペンサー
    製作総指揮:ジョン・ラセター
  • 出演(声の出演):山寺宏一(ラルフ)/諸星すみれ(ヴァネロペ)/他、友近、森三中、ハリセンボンなど
  • 公開2013年3月23日(土)~ ミッドランド スクエア シネマほか(3D/2D同時公開)
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。