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ジャンゴ 繋がれざる者

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ジャンゴ 繋がれざる者
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タランティーノ最新作
愛と復讐の痛快西部劇

 新作のたびに、ワクワクさせてくれるハリウッドきっての異才クエンティン・タランティーノの2年ぶりの新作です!西部劇をモチーフに独自のバイオレンスをたっぷり盛り込み、奴隷制度にフォーカスを当て、さらには純粋なラブストーリーもありなのです。

 西部劇だからこそくさいセリフも決まるわけで、ジャンゴを演じたジェイミー・フォックスのワイルドさにほれぼれ!奴隷から賞金稼ぎへと華麗なる転身、そのガンさばき、カウボーイスタイルなど見事なヒーローっぷり。肉食男子好きにはたまりません。

 ジャンゴを救ってコンビを組み、賞金稼ぎとなり白人を片っ端から殺しまくるシュルツには「イングロリアスバスターズ」でアカデミー賞助演賞を獲得したクリストフ・ヴァルツ。
 そして今回要チェックは悪役を演じたレオ様。アカデミー賞の助演に落選したのが納得いかないのです。奴隷を徹底的に見下す人間性のかけらもない役どころ。黒人を人間として真っ向から否定するという憎々しい金持ち役。とことんヒールな演技はほんとすばらしい。俳優活動を休業するらしいレオ様の見納めになります。
 さらに奴隷頭としてレオ演じるキャンディに使えているスティーブン。黒人差別主義の黒人で、見た目は黒人でも心は白人というこれまた特異キャラクターをタランティーノの仲良しさん、サミュエル・L・ジャクソンが演じています。隅から隅までセンスのいいキャスティングです。

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ストーリー

南北戦争勃発前、奴隷制度がはびこっていた米国南部。愛する妻ブルームヒルダ(ケリー・ワシントン)と引き離された黒人奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)という風変わりな賞金稼ぎに助けられ、自らもバウンティーハンターに。やがて彼は愛妻がキャンディランドと呼ばれる農園に売られたことを知りますが、そこには腹黒い実業家(レオナルド・ディカプリオ)と部下達が待ち受けていた。

 先日、来日した監督にラブストーリー部分についてお聞きしました。「これは復讐を遂げるという西部劇でもありますが、ただ撃つだけではなく主人公ジャンゴを復讐にむけて動かすものを“愛”で表現した。悪の帝王によって高い塔の上に閉じ込められている姫を助けるというファンタジー要素が本作にはあるんだ」と、タランティーノお得意の苦虫を潰したような顔で真面目に答えてくださいました。愛する者のために闘う男、ジャンゴに老若男女誰もがしびれちゃうはずです。ラストではスカッとした気分に!(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ ジャンゴ 繋がれざる者

  • 監督クエンティン・タランティーノ
  • 脚本クエンティン・タランティーノ
  • 出演ジェイミー・フォックス/クリストフ・ヴァルツ/レオナルド・ディカプリオ/ケリー・ワシントン/サミュエル・L・ジャクソン
  • 公開2013年3月1日(金)~ミッドランド スクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。