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フランケンウィニー

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飛び抜けたビジュアルセンス!
未体験白黒3Dアニメーション

 死んでしまった愛犬にもう一度会いたい・・・。そんな少年の夢を描いたティム・バートンの最新作。今まで見たことのない驚きの白黒3Dアニメーションが誕生しました。

 もともとディズニーのアニメーターだっただけにストップモーション・アニメには人一倍思い入れがあるティム・バートンですが、本作は彼が初期に製作した実写短編映画のセルフリメイク版。その短編映画の原点は、バートンが9歳の時に経験した愛犬との別れと、大好きな「フランケンシュタイン」を組み合わせた物語がモチーフになっています。今作は、撮影に2年の歳月を費やしていて、キャラクターたちも愛情いっぱいに描かれ、バートンの熱い思い入れを感じました。

 また、ホラー映画や怪獣映画、キモカワイイへんてこなキャラクターなど、今のバートンを作り上げた要素がすべて詰まっていて、100%バートン印の作品はファンとしては涙もの。主人公のヴィクターが映画と科学オタクの少年という設定からしてバートンワールド全開で、死んだ愛犬スパーキーを蘇らせたことをきっかけに、街全体がモンスターパニックになっていく様はジョニー・デップ主演の「シザーハンズ」を彷彿とさせます。「フランケンシュタイン」「透明人間」など、誰もが見たことのあるホラー映画へのオマージュもたっぷりで、不気味だけど愛くるしいワンコや子供たちの造形にも注目です。

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ストーリー

科学が大好きな少年ヴィクターには、友達はいなけど最高の相棒であり愛犬のスパーキーがいた。ある日、スパーキーは野球のボールを追いかけていて車にはねられてしまう。その死を受け入れられないヴィクターは、科学の授業で習った“電気の実験”からヒントを得て、スパーキーを蘇らせることに成功。しかし、この秘密が漏れて街は大パニックに・・・。

 死んだ後、少年の禁断の実験によってつぎはぎだらけでこの世に蘇った“フラン犬”ことスパーキーですが、死んだと言うことに気がついていないところが面白い!! しっぽをフリフリするとポロッととれちゃうし、水を飲めばつぎはぎから水が飛び出す始末。でもヴィクターの帰りを待つ姿をみているとキュンとしちゃいます。陽気で無邪気なスパーキーを見ているだけで癒されるわ~。目が超デカイ「フシギちゃん」とその愛猫もお気に入りのキャラクターです。何を考えているかわからない、まさに不思議キャラに釘付けでした。

 一見マニア向けというイメージですが、軸となる犬と少年の絆は温かく、広い世代が楽しめる、笑って泣ける極上のエンターテイメントに仕上がっていますので、お正月に家族や彼氏と観賞するのにピッタリの作品ですよ。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ フランケンウィニー

  • 監督ティム・バートン
  • 原作ティム・バートン
  • 出演声の出演:ウィノナ・ライダー/マーティン・ショート/キャサリン・オハラ/マーティン・ランドー
  • 公開2012年12月15日(土)~ 3D/2D同時公開
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。