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HICK ルリ13歳の旅

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HICK ルリ13歳の旅
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10代の夢と涙がたくさん
つまった青春ロードムービー

 「キック・アス」のヒットガールでブレイクしたクロエ・グレース・モリッツ。 映画の中でのキュートな彼女に完全ノックアウトしてしまい、ヒットガールのコスプレ衣装をアメリカから輸入したり、フィギアー人形も購入したりと、わたくしかなりの“ヒットガール”=クロエフリークなのです(笑)
 キック・アスは彼女が11才の時に撮影(日本公開は2010年末)し、その後ブレイク。「モーリス」ではダブル主演、アカデミー賞レースに絡んだマーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な冒険」、ティム・バートンの「ダーク・シャドウ」と巨匠達との仕事が多くなりましたよね。そして、ついに単独主演となったのが本作なのです。監督はスコセッシの愛弟子デリック・マルティーニ。

 クロエちゃんは、母親が蒸発し、飲んだくれの父親とふたりで暮らすうちに「このままではダメだ!」と、一人で憧れのラスベガスに向かう13歳の少女ルリを熱演しています。
 ヒットガールやモーリスの時は、まだおっぱいもでていなくて少女という感じでしたが、ちょっぴり胸も膨らみ14歳になったクロエは、13歳という微妙な年頃のルリをまさに等身大で演じているのです。

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ストーリー

アメリカ中西部の田舎町。13 歳の少女ルリは、友達のいない孤独な毎日を過ごしていた。そんなある日、なんの前ぶれもなく母親が家出、続いて父もいなくなる。取り残された彼女は無計画に憧れのラスベガスへと向かう。ヒッチハイクで青年エディの車に乗せてもらうが・・。

 ルリは両親はいるけどいつも孤独でお絵かきと映画の主人公ごっこが大好き。 誕生日に母からもらった護身用のピストルを鏡に向け、アクションムービーのヒロインになりきるシーンでは、小さな胸をギュギュと寄せる。大人に憧れる年頃らしい仕草も可愛いけど、家族が幸せだった頃を思い出しながら絵を描く姿はまだまだ純真無垢な子供かな。
 そして、一人旅がはじまってすぐに、流れ者のエディという感情の起伏が激しい青年に出会い、その後どこか哀しげでセクシーなグレンダと知り合い、自分の両親を含め大人達の大人の事情に翻弄され、厳しい現実に直面しながらもルリは少しずつ成長をしていきます。

 ルリの書く絵は見る側をファンタジックな気分にさせてくれるので、サイドストーリーで展開する思いのほかハードな愛憎劇が和らぎます。13歳のルリの目線で大人を描いているからか、登場する大人達はみんな自己中心なエゴイストなの。そんな中ピュアなルリを見ていると、純真だった自分の若き頃(?!)を思い出しちゃいました。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ HICK ルリ13歳の旅

  • 監督デリック・マルティーニ
  • 脚本デリック・マルティーニ
  • 出演クロエ・グレース・モリッツ/エディ・レッドメイン/ブレイク・ライヴリー
  • 公開2012年11月24日(土)~センチュリーシネマにて
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。