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新生、白雪姫!「鏡よ、鏡、
世界で一番“強い”のは誰?」

 グリム童話の中でも人気の高い白雪姫が、アクションアドベンチャーとなって登場しました。75年前のディズニー・アニメで定着した、可憐なお姫様のイメージで育ってきた人にとっては驚きかも! 白雪姫と言えば、雪のように白い肌で黒髪を持つ少女ですが、本作では外見内面はそのままに、自ら甲冑をまとい戦場を駆け抜ける勇ましさをプラス。

 新生・白雪姫“スノーホワイト”を演じるのは「トワイライト」シリーズのクリスティン・スチュワートで、美しさとたくましさを併せ持つ姫にぴったりです。
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、シャーリーズ・セロン、アンジェリーナ・ジョリー、ケイト・ベッキンセール、ミラ・ジョヴォヴィッチなど、トップスターのみなさんはアクション経験を経てますからね。クリステンもその仲間入り、新たなアクションヒーローの誕生です。

 新しく生まれ変わったといっても、自分がこの世で一番美しいと信じている女王であること、そして、魔法の鏡、毒リンゴ、森の仲間達、妖精といった原作に登場するキーワードもしっかり残されています。

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ストーリー

女王ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)は、魔法の鏡に、スノーホワイト(クリステン・スチュワート)の心臓を口にすれば永遠の若さと美貌を得られると告げられ、彼女の命を狙います。幽閉されていた塔からなんとか脱出し、森へと逃げ込むスノーホワイトに、ラヴェンナは刺客や追跡隊をさしむけ、毒リンゴを食べさせるためにある計画を立てます。

 監督はCMディレクターのルパート・サンダースで、早いカットをふんだんに使って、短い時間でストーリーを伝えるという映像技術に長けている人なので、瞬間の映像がとても印象的。退廃的な美しさを称えた美術、最新のVFXで再現された女王の姿や、魔法の鏡に注目してください。特に女王の体がカラスの群れに変わるシーンは圧巻ですよ。わたしは、小人たちが登場する妖精の森が好き。ダークな世界から一転、唯一カラフルなシーンで、妖精と不思議な動物たちが白雪姫を迎えます。このあたりは原作のイメージ通りなので、美しいおとぎ話の世界にどっぷり浸かれます。

 シャーリーズ・セロン演じる女王ラヴェンナの生い立ちも興味深く語られており、美しさゆえ8歳で嫁がされるという残酷な仕打ちを母から受け、美=権力であると、擦り込まれてしまいます。彼女が執着しているのは美しさより権力。鏡を見て容姿が衰えることを嘆いているのではなく、権力を失いつつあることが恐い。だからこそ、スノーホワイトの心臓を狙い、永遠の若さと美貌を手に入れようとするのです。おとぎ話では語られなかった、リアリティのある深いストーリーにも注目ですよ。ちなみに、秋にはジュリア・ロバーツが嫌みな女王を演じる「白雪姫と鏡の女王」も公開を控えています!(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ スノーホワイト

  • 監督ルパート・サンダース
  • 出演クリステン・スチュワート/シャーリーズ・セロン/クリス・ヘムズワース/サム・クラフリ
  • 公開2012年6月15日(金)~TOHOシネマズ名古屋ベイシティほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。