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愛と誠

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愛と誠
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あの恋愛劇画を絶妙アレンジ
歌と踊りのエンターテイメント

 70年代に一世を風靡した、梶原一騎の伝説のコミックが鬼才・三池崇史監督によって完全映画化されました!孤独な目をした超不良少年と、筋金入りの名家に育ったお嬢様、決して交わるはずのない二人の運命の恋を描き出します。
 純愛のためなら命も捧げる若者達の壮絶な青春ストーリーでありラブアクション。しか~し、三池監督ですから一筋縄ではいきませんよっ。なんと、キャストが突然歌い踊り出す、ミュージカル調となってよみがえったのです。

 主人公大賀誠を演じる妻夫木聡くんが「やめろといわれても~」と、歌い踊り出した瞬間、噴き出しそうになってしまいました。
 もはや死語となってしまった“スケバン”やら“ブルジョア”などが連発される中、1970年代のコテコテな世界観を強調するにはこの手があったか!と、感心するばかり。
 人気漫画を映画化するというリスクは高く、成功してもしなくても原作ファンにはつっこまれるわけで、ここまで弾けちゃえばだれも文句はないでしょう(笑)。ハードなのにレトロポップという、摩訶不思議な中で、妻夫木君、武井咲、斉藤工たちが、他では見せない輝きを放っています。

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ストーリー

良家の令嬢・早乙女愛(武井咲)は、幼い頃に危機を助けられた少年・太賀誠(妻夫木聡)と運命的な再会を果たし、札付きの不良となっていた誠を更正させようと、誠の後を追って不良たちの掃き溜め「花園実業」に転入。個性あふれる生徒たちそれぞれの思いが交錯し、やがて学校全体を巻き込んだ大乱闘へと発展していく。

 メインの登場人物は一曲ずつ持ち歌があり、感情の爆発と共にミュージカルシーンに早変わり。70年代の歌謡曲を映画用にアレンジしたのは小林武史。さらにパパイヤ鈴木が、おもしろカッコよく振り付けをしています。
 ちなみに妻夫木君が歌うのは、西城秀樹の「激しい恋」。74年の映画化では西城秀樹が大賀誠を演じているんですよ。早乙女愛を演じる武井咲は、71年のヒット曲「あの素晴らしい愛をもう一度」を、ピュアな笑顔で天真爛漫に歌い踊る。その姿はキュートだけど、かなり天然ボケでこれまた爆笑。そして、イケメン俳優斉藤工は、当時「君のためなら死ねる」という流行語を生み出した優等生、岩清水を演じ、愛への想いが深すぎるため妄想奇行を連発してしまうという、真面目だからこそ爆笑を呼ぶ最高のキャラが誕生しました。不良達からメガネと呼ばれ、言葉を発する度にスリッパで殴られるなどコントのようなシーンも満載。ほか、安藤サクラ演じるスケバン・ガムコ、48才の伊原剛演じる最強高校生ゴン太など、俳優達のハジけっぷりが面白すぎます!(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 愛と誠

  • 監督三池崇史
    音楽 : 小林武史
  • 出演妻夫木聡/武井咲/斉藤工/安藤サクラ/前田健/加藤清史郎/一青窈/余貴美子/伊原剛志/市村正親
  • 公開2012年6月16日(土)~109シネマズ名古屋ほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。