デート映画一覧
デート映画

アーティスト

映画館
アーティスト
おすすめデート映画
写真

アカデミー賞5部門受賞!
愛くるしい犬の演技も必見

 今年2月27日に発表された第84回アカデミー賞にて、作品賞、主演男優賞ほか最多5部問を受賞した話題の映画「アーティスト」がいよいよ日本公開!

 物語は1920年のハリウッドを舞台に、モノクロ&サイレント映画の大スターが、押し寄せるトーキー映画の波にのみ込まれ落ち目となり、そこに、新人女優との切ないロマンスも加わり、甘美な大人のラブストーリーが展開されます。

 サイレントですからセリフもなければ色もなし。VFX全盛の今の時代にモノクロサイレント映画?!と、まったくのノーマークだった作品が、昨年のカンヌ国際映画祭の上映の際にどよめきが起こり、あまりの評判の良さに急遽コンペティション部門に格上げされ、あれよあれよという間に主演男優賞を獲得。さらに主人公の相棒役犬のアギーがパルムドック賞を(カンヌではグランプリをパルムドール賞といいます)受賞したことも起爆剤になり、モノクロ&サイレントのフランス映画という異色作品ながら、世界の賞レースを賑わせ、驚かせ、センセーショナルな話題をよびました。

写真
ストーリー

1927年のハリウッド。映画スターのジョージ(ジャン・デュジャル)は、映画館の前で女性ファンのペピー(ベレニス・ベジョ)にキスをされる。やがて彼女はジョージの映画に出演し女優の道へ。時代は変わり、トーキー映画が増える中、ジョージはあくまでもサイレントにこだわり人気が落ちてしまう。一方、ペピーはスターダムへと駆け上がっていく。

 モノクロ&サイレントというのも話題なのですが、それだけじゃなく本作には本物の魅力があるのです。ユーモアと映画愛が根源にあり、シンプルな物語なのですが、セリフがないからこそ直接心に響き、ロマンチックに感じられるのだと思います。また、あの時代のハリウッドの裏側を覗き見する感覚も面白いですよ。

 サイレント映画の大スター、ジョージを演じて、見事に主演男優賞に輝いたのはジャン・デュジャルダン。彼の豊かな表現力に感心しますが、特に眉の動きは絶妙ですよ。天真爛漫に輝く新人女優ペニーにはベレニス・ベジョ。そして、忘れてはならないのが、素晴らしい演技を披露しパルムドック賞を受賞した名優アギー!ジャック・ラッセル・テリアという犬種で、いまや世界中で大人気。彼は、様々な映画にも出た名犬ですが、この映画を機会に引退するそうです。天才ワンちゃんの演技はみなさんを虜にすること間違いなし!

 映画にも恋にも言葉はいらない。よき映画にはステキな画がたくさんある。そんなことを再認識させてくれる作品です。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ アーティスト

  • 監督ミシェル・アザナビウス
  • 脚本ミシェル・アザナビウス
    編集:ミシェル・アザナビウス
  • 出演ジャン・デュジャルダン/ベレニス・ベジョ/ジョン・グッドマン/ジェイムズ・クロムウェル
  • 公開2012年4月7日~ミッドランドスクエアシネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。