今年の映画見納めにオススメ
大晦日、8つの奇跡の物語
先日、長年の友人が今年中に結婚するという夢を滑り込みで叶えました。2011年の目標を見事達成した一人です! 新しい年の幕開けを間近に控えて、年頭に願った夢や目標を年内になんとかやり遂げたいという気持ちは、誰にでもあるんじゃないかな。
本作は、世界中の誰もが同じ気持ちになる年越しカウントダウンまでの数時間に起こる様々な人間模様を、愛情豊かにユーモアたっぷりに描いています。
登場するのはニューヨークに住む8組の人々。心配性の母と暮らす15才の少女、エレベーターに閉じ込められた男女、去年の大晦日に知り合った女性が忘れられない青年実業家・・・。
絡みあういくつものストーリーから伝わってくるのは、愛と希望、許し合うこと、そして繋がること。一年を吟味して、過ちを反省し、楽しかったことを思い出す。ニューイヤーズ・イブ=大晦日は、新たな年への希望を込めてリセットボタンを押す日でもあるのです。
誰にとっても特別な日である大晦日のニューヨーク。サム(ジョシュ・デュアメル)は、楽しい予定が詰まっているのに、去年の大晦日に出会った女性が気にかかる。別れたおかげで大成功を収めた男カップルは偶然再会。死期の迫った孤独で頑固な老人(ロバート・デ・ニーロ)は、娘とすごした幸せな大晦日のことを密かに思い出していた。失われた絆を取り戻そうとする8組の人々。はたして彼らは、幸せな新年を迎えることができるのか?
監督は大ヒット映画「プリティ・ウーマン」「恋は邪魔者」「バレンタインデー」などを手掛けた、恋愛映画の名手ゲーリー・マーシャル。8組のドラマが次々と交錯していきますが、観客が迷子にならない見事な脚本。それぞれのキャラクターがちゃんと立っているし、短い時間で登場人物の人生までも想像できちゃう。毎日世界中のどこかで実際に起こっているエピソードのように思え、個々のストーリーはそれだけで一つの物語としても成立しているのです。
8組の中でそれぞれすべてが絡むワケじゃないけど、少しずつ交錯した物語が完璧な結末を迎えるとき、観る側に希望を与えてくれる。どこか不器用な人々たちが素直になって心を開き、懸命に思いを伝えようとする姿にきっと共感するはずです。
愛すべき人々演じたのは、ロバート・デ・ニーロ、ヒラリー・スワンク、ハルベリーといったオスカー俳優、ザック・エフロン、アシュトン・カッチャー、アビゲイル・ブレスリンら若手実力派、そしてNYといえばのサラ・ジェシカ・パーカー。さらにはミュージシャンのジョン・ボンジョビが久しぶりに映画に出演。豪華キャストと過ごす「ニューイヤーズ・イブ」はいかが?(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)
ニューイヤーズ・イブ
ゲーリー・マーシャル
ロバート・デ・ニーロ/ヒラリー・スワンク/ハル・ベリー/アシュトン・カッチャー/ジョン・ボン・ジョヴィ/ザック・エフロン/リー・ミシェル/サラ・ジェシカ・パーカー
ワーナー・ブラザース映画
http://www.newyearseve.jp
12/23(金・祝)~ミッドランドスクエアシネマほか

