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WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~

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WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~
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名古屋ロケのご当地映画
レトロな商店街が舞台の人情劇

名古屋市西区の円頓寺商店街はみなさんご存じですか? 名古屋駅から東へ歩いて10分、ザ・昭和な香りがプンプンする商店街ですが、最近、スペインバルや地元服飾デザイナーのショップ、カフェができるなど、お洒落な人が集まるようになりました。
 がしかし、まさか映画まで作っちゃうとは驚き! 企画段階から足かけ3年くらいだったかなぁ。映画製作というのは企画段階で年間数十本は頓挫するのが常。ところが、「円頓寺で映画を!」という熱い商店街の人たちの夢と信念が折れなかったことに頭が下がります。

 タイトルの“WAYA”は、名古屋弁で「台無しになる」の意味。劇中のセリフで水野美紀や藤田朋子が「ま~、WAYAだて~」というたびに大受けしていました。若い人はあまり使わないけど、名古屋の下町商店街ではまだ立派な言語として使われていますよ。この映画をきっかけにまた流行らせちゃいましょ。

 物語は、3世代にわたる人物が軸となります。昔から商店街で生まれ育った職人気質の頑固オヤジ、商店街を発展させようと躍起になる青年、都会からやってきた小学生。そんな彼らが仲間を巻き込んで、昔ながらの“おせっかい”で支え合うことや、人との繋がりの大切さを映画を通して伝えてくれます。
 私は、大須生まれの今池育ち。“おせっかい”おばちゃんおじちゃんに育てられてきました。いまはシャッター商店とよばれる商店街が多くなってしまい寂しく思いますが、この映画をみると商店街巡りがしたくなると思いますよ。

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ストーリー

円頓寺商店街のみんなの世話を焼くシゲさん(矢崎滋)が下駄屋を継いで30年。それを聞いた青年団の勘太郎(井戸田潤)は、今までの恩返しをしようと芝居の計画を立てる。それは、昔シゲさんが喧嘩別れをした親友ノブさん(ルー大柴)と、本番の舞台上で再会させ、ふたりを仲直りさせようというもの。商店街あげての“おせっかい”が幕を開ける。

 監督の話によると、通常の映画現場はロケ弁とか乾き物、菓子類が多く、後半になると食欲もわかないそうですが、本作は円頓寺のみなさんが毎日、温かい差し入れをしてくれたのでパクパク食べて太ったそうです。ステキな“おせっかい”が集まった現場だったんですね。

 今回、主人公の勘太郎役に抜てきされたのは、愛知県出身のお笑いコンビ・スピードワゴンの井戸田潤。彼にとって映画は初主演となり、青年団長の勘太郎に扮して、商店街の盛り上げ役を熱演しています。相方の小沢一敬も商店街の一員として出演。そのほか、SKE48の松井珠理奈や矢神久美と、ご当地映画らしいキャスティングにも注目です。あ、ちなみに私は商店街の店内放送を担当。数十秒、声のみの出演ですのでお聞き逃しなく(笑)。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ WAYA!~宇宙一のおせっかい大作戦~

  • 監督古波津陽
  • 出演井戸田潤(スピードワゴン)/水野美紀/三輪泉月/ルー大柴/矢崎滋/藤田朋子/モロ師岡/松井珠理奈(SKE48) /矢神久美(SKE48)
  • 公開10/22(土)~伏見ミリオン座にて先行公開 
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。