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平凡な夫が愛妻のために奔
走! 夫婦愛×犯罪サスペンス

 フランスのサスペンス映画「すべてを彼女のために」「クラッシュ」でオスカーに輝いたポール・ハギス監督がリメイクした本作。
 上司殺害の罪に問われた妻の無実を晴らすために奔走する夫という、とてもシンプルな物語をハギスがどのように料理するのか楽しみにしていましたが、いやはや、さすがポール・ハギス。「告発のとき」やイーストウッド監督の「ミリオンダラー・ベイビー」の脚本など硬質な作品を手がけているだけに、実に巧みに物語を進行していくのです。

 まず冒頭で、妻と女上司とのわだかまりを描き、途中では殺害現場を何度かプレビュー。映像でも見せ場をいくつも取り入れていくのです。
 中盤で、「夫は妻の無実を信じるだろうが、事実は違うのではないだろうか」、「妻は嘘をついているのかも」と、観客に考えさせる時間を用意しつつも、あまりにも真っ直ぐな気持ちと、妻を助けるために脱獄させ海外へ逃亡するという大胆な作戦を夫が思いついたとき、「この人は本当に妻を愛しているんだ!」と納得させられ、あとはもう夫を応援する側として観賞していました。

 妻への揺るがぬ信頼と愛、そして妻の人生を必ず取り戻すという信念、この二つがしっかりと描かれているだけに感動と興奮はぶれず、2時間越えでも最後まで飽きさせません。

 家族の幸せを取り戻すため、捨て身の行動を起こす平凡な教師ジョンを演じるのはオスカー俳優のラッセル・クロウ。不屈のガッツで妻を守る主人公を熱演しています。ああ、私もラッセルに守られたい! と、妄想しながら見ていました(笑)。ラッセルのようにガッツある男性になかなかお目にかかれない方、必見ですよ。

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ストーリー

大学教授のジョン(ラッセル・クロウ)は妻子と共に幸せな日々を過ごしていたが、ある日妻(エリザベス・バンクス)が殺人の容疑で逮捕される。それから3年、ジョンは妻の無実を証明するため懸命に奔走していたが、刑が確定してしまう。彼は自らの手で妻を取り戻そうと決断する・・・。

 また、主人公に脱獄計画の心構えや、ノウハウを伝授する元犯罪者に扮しているのが「96時間」の名優リーサム・ニーソン。ワンカットのみの特別出演ですが、さすがの存在感で物語を引き締めます。

 終盤の逃亡シーンの舞台となるピッツバーグの街は、実際に事件が起きたときは、警察が封鎖できる橋やトンネルが多く存在し、中心街はわずか15分で封鎖可能だそう。このリアルな設定を、見事に物語に盛り込んだことによって緊迫のクライマックスとなっています。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ スリーデイズ

  • 監督ポール・ハギス
  • 脚本ポール・ハギス
  • 出演ラッセル・クロウ/エリザベス・バンクス/ブライアン・デネヒー/リーサム・ニーソン
  • 公開9/23(祝・金)~109シネマズ名古屋ほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。