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行け!男子高校演劇部

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行け!男子高校演劇部
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若手イケメン注目株が勢揃い!
小ネタが効いた学園コメディ

 脇役でキモイ役をやらせたらピカイチの個性派俳優・池田鉄洋が脚本を執筆し、売れっ子CMディレクターであり「ハンサム★スーツ」などを手掛けたコメディの名手・英勉監督とタッグを組んだ、最初から最後まで爆笑の青春痛快ムービー。

 洋画「俺たちフィギュアスケーター」や「ハングオーバー」などに匹敵するコメディはなかなか日本では成立しないなか、池田×英コンビは最後まで“笑い”を追求し振り切っているのです。
 通常の学園ドラマだと、へなちょこ部員とか不良たちが友情をはぐくみ、目標を達成して、めでたしめでたしとなるわけですが、この男子校演劇部は最後の最後まで頼りない彼ら演劇部に、ハラハラさせられるのです。

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ストーリー

池松男子高校に入学した小笠原元気(中村蒼)は女子にモテる部活を探していたところ、勘違いで廃部寸前の演劇部に入部することに。顧問(池田鉄洋)すらやる気のない部内で、彼が部員獲得に孤軍奮闘し、何とか廃部を免れる。頼りない部員たちは、ある出来事をきっかけに総合演劇祭出場に向けて奮起する。

 主演の中村くんと親友役の池松くん以外の4人は、劇中でお世辞でもカッコイイとはいえないような風貌をしているのですが、実際の彼らは超イケメンなんですよ。そんな彼らがコメディに徹し、のびのびと演じている姿は見ている側も心地よい。それぞれ強い個性だから、ちぐはぐなようで、実はバランスがとれているという演劇部を絶妙に体現しています。その要因に、監督のキャスティングのうまさがあると思う。主演は若手実力派の中村蒼が最初に決まっていたのですが、他の俳優に関しては蒼くんが仲良しになれそうな俳優に重点を置いてキャスティングしたそう。監督の思惑通り6人はいつも一緒に行動し、自分の撮りが終わっても全員が終わるまで待って、仲良く電車で帰っていたそうですよ。電車でこの演劇部に遭遇したかったな(笑)

 さて、この演劇部、どうしたもんか演劇の地区大会に出ることになるのですが、誰もが知る有名なO・ヘンリー作「最後の一葉」を演じることになり、上演に向けて猛特訓に励むのですが、この練習風景は意外に真面目。監督曰く「ルーキーズ」や「クローズゼロ」のシーンをちょっと拝借してるらしい(笑)。
 彼ら流の「最後の一葉」は型破りでトンデモない舞台劇に仕上がっていて、見る側を大いに笑わせてくれるのです。どんな“アレンジ”になっているかは、ぜひ劇場で観てください。小ネタが効いた演出や、若手俳優たちのハジけた演技も楽しんでね。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 行け!男子高校演劇部

  • 監督英勉
  • 脚本池田鉄洋
  • 出演中村蒼/池松壮亮/冨田佳輔/川原一馬/金子直史/稲葉友
  • 公開8/27(土)~伏見ミリオン座にて
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。