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密室で起きる恐怖!
暑さ吹っ飛ぶ傑作スリラー

 映画『シックス・センス』『サイン』など、観客の想像力に訴えかける恐怖演出と衝撃のラストで世界を震撼させてきた、M・ナイト・シャマラン監督が原案を手掛ける本作。

 ブルース・ウィリス主演で衝撃のラストが世界の絶叫を呼んだ「シックス・センス」があまりにも秀作すぎて、「サイン」までは面白かったけど、最近のM・ナイトシャラマンには正直がっかりだった。でも、今回は大丈夫!得意分野である「サスペンスホラー」に舞い戻り、しかも、彼の原案を将来有望な映像作家に映画化させるという、なんとも懐の広いプロジェクト“ザ・ナイト・クロニクルズ”による第一弾となっているのです。
 シャラマンに監督を任されたのは、スパニッシュホラーの傑作「REC」のハリウッドリメイクを手がけたジョン・エリック・ドゥードル。

 物語の舞台は、高層ビルで5人の利用客を乗せたまま、突然停止してしまったエレベーター。偶然の事故に出くわしてしまったと、運の悪さを呪う5人でしたが、エレベーター外での救出作業が続く中、照明が消えるたびに1人、また1人と殺されてしまうという謎の事態が起きます。

 この手のサスペンスを“ソリッドシチュエーション”と呼びます。その意味は「極限状態」。エレベーター内の誰かが殺人犯なのではと疑心暗鬼に陥った5人による争いと、その様子を監視モニターで見る救出チームの様子、そして、あり得ない方法で殺害される犠牲者の姿。5人は密室でまさに極限状態になっていくのです。

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ストーリー

高層ビルで男が墜落死し、現場に急行した刑事ボーデン(クリス・メッシーナ)は、死体に違和感を覚えながらも状況から自殺と判断。同じタイミングでビルのエレベーターが突然停止し、閉じ込められた5人の男女が、照明が消えるごとに1人ずつ無残な死を遂げるという奇怪な事態が起きていた。

 さて、タイトルにもあるようにこれは「デビル」の仕業と最初から教えてくれる。いきなりネタバレしてどんな展開になるかと思っていたら、外にいる警察によって5人の素顔が明らかになり、徐々に犯人は誰だ?!と、ホラーを見事な謎解きサスペンスに仕上げているのです。さらに、ジェットコースターにでも乗っているかのようなスピードと恐怖感をそそる演出で、「デビル」というタイトルを途中まで忘れさせてくれます。

 観賞後、エレベーターに乗らず、階段で帰ったのは言うまでもありません。当分エレベーターに乗るのをためらうかも…。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ デビル

  • 監督ジョン・エリック・ドゥードル
    原案:M・ナイト・シャラマン
  • 出演クリス・メッシーナ/ローガン・マーシャル=グリーン/ジェフリー・エアンド
  • 公開7/16(土)~TOHOシネマズ名古屋ベイシティほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。