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ガリバー旅行記

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ガリバー旅行記
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誰もが楽しめる痛快娯楽
あの名作がついに現代へ!

 子供の頃にワクワクして読んでいたジョナサン・スウィフトの冒険小説「ガリバー旅行記」。みなさんも記憶にありますよね。世界中の子供たちから愛され続けて300年!あの名作が新たなスパイスを加えて実写映画化となりました。
 映画は期待通りの、とにかく楽しい痛快娯楽。お馴染みのストーリーが21世紀仕様にバージョンアップして、恋のエピソードもあり、またiPhoneや雑誌などの現代カルチャーを、ガリバーが漂着した小人の国リリパット人の目線で描写したヴィジュアルの面白さなど、楽しさ倍増になっています。

 日頃は、失敗を恐れて挑戦する意欲もなくのんべんだらりと毎日を送っているというダメ男のガリバー。しかし、普段の彼のことを知らない小人たちは国を救ったヒーローとして崇めてしまいます。
 調子にのったガリバーは、ナ、ナント! 自身の自伝として「スター・ウォーズ」と「タイタニック」を合体した話をお芝居にしてシアターで上演させるは、NYのタイムズスクエアっぽく中世の街を変え、「アバター」ならぬ「ガバター」という自分の顔の看板を掲げるなど、とにかくやりたい放題(笑)。中世のリリパット王国が現代風になっていく変貌ぶりには驚かされます。ガリバーのリクエストした品物をリリパット人が器用に作りだしていく様がユーモラスに描かれているので、目を凝らしてみてくださいね。ものすごく細かいところまでこだわっていますから。
 そして「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラックという、見るからにお調子者のキャラがガリバーを演じているので、見かけ倒しの男が中味を伴った真の巨人になるまでの心の成長物部分がとてもリアルに感じました。

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ストーリー

新聞社で郵便仕分けの仕事をしながらジャーナリストを目指すガリバー(ジャック・ブラック)は、謎のバミューダ三角地帯を取材するチャンスをつかむ。航海の旅へと出たガリバーだったが嵐に見舞われ、気が付くと小人の国、リリパット王国に漂着していた。

 余談ですが、原作が1726年に発刊された時は、冒険小説ではなく、人間社会や英国支配者階級への風刺小説として発表されました。今回映画化されたのは、4篇からなる物語の1篇「リリパット渡航記」。その他の3篇「大人国ブロブディンナグ」、「空中の島ラピュータ」、「馬の国フウイヌム」は、「猿の惑星」の原型となったり、「天空の空ラピュタ」のモチーフになったりと、後世にも影響を与えました。どの話も社会風刺に満ちていて、今読んでも大変面白いです。現代版の本作にあわせて、この機会に原作を読み直してみるのもオススメ。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ ガリバー旅行記

  • 監督ロブ・レターマン
  • 出演ジャック・ブラック/ジェイソン・シーゲル/エミリー・ブラント
  • 公開4/15(金)~ミッドランド スクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。