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超特急のおもしろさ!
最終列車に乗るお相手は?!

 今年は、「鉄道」がタイトル&キーワードの映画が多いですね。瑛太&マツケンの「僕たち急行A列車で行こう」、中谷美紀の「阪急電車」、九州新幹線を題材にした是枝監督の「奇跡」など・・。本作も鉄道が題材かなと思いきや「電車」の登場はファーストとラストシーンのみ(笑)ですが、オープニングでは電車が出発進行したと同時にコミカルな恋の物語がはじまりまるで、旅行に行くときのようなワクワク感に溢れているのです。最初と最後の電車に挟まれた物語の中味は、まさに「特急」感あふれるごきげんなラブコメなのです。

 食品会社に勤める24歳のチエは職業も年齢も違う5人の男たちと付き合っていますが、親友の結婚を機に心機一転。本当の相手を見つけていきます。その選び方が面白い! 一人ずつ5人のデメリットとメリットを書き出して優先順位の低い順に別れていくという、つまり「査定」をするわけ。さすがに私は、5マタはないけど、結婚前の「モテ期」には数人の候補者に(勝手に)揺れたなぁ~(笑)。

 友人たちの経験も含め、意外にデメリットが多い人とのほうがうまくいくんだよ。メリットはどちらかというと容姿とかお金持ちとか優しいとかでしょ。生理的に駄目ならはなっから付き合わないだろうから、この場合のデメリットは相手をよく見ているってこと、そして自分の理想は高めだろうから、すこしでもその理想に反していればデメリットになるでしょ。本作は、このように とっても女心を理解した作品です。

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ストーリー

24歳のOLチエ(吉高由里子)は今を楽しく生きるべく、時間を有効活用して5人の彼氏と付き合っていた。結婚する気などないチエだったが、親友の結婚を機に、たった一人の本当の相手を選ぶため、彼氏5人の査定を始めるが・・・。

 さて、主人公のチエは5マタかけるは、プライドが高いは、自己チューだわ。本来なら女の敵のようなタイプですが、演じた吉高由里子のもつ独特の抜け感、ちょっと不思議ちゃんなところがいいバランスになっていて、嫌いになるどころか、途中から共感してしまいました。

 本当は思いっきり愛したいのにプライドが邪魔して空回りしちゃうってコト、ありませんか? 恋に教科書もありません。チエの恋愛体験を自分に置き換えてみると自分の恋愛体質がよくわかるはず。
 さて、映画のポスターでは吉高さんがウェディングドレス姿を披露していますが、チエが5人のうちから誰を選んだのかは・・・、映画を観てのお楽しみ!(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 婚前特急

  • 監督前田弘二
  • 出演吉高由里子/加瀬亮/榎木孝明/青木崇高/浜野謙太(SAKEROCK)
  • 公開4/1(金)~伏見ミリオン座ほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。