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ザ・ファイター

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ザ・ファイター
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俳優たちの演技は圧倒!
納得のアカデミー賞受賞作品

 ボクシング史上最もエキサイティングな試合の一つだと称えられる伝説の世界タイトルマッチで、人々の心に深くその名を刻み込んだ実在のプロボクサーミッキーウォードと、その兄ディッキー。何度も打ちのめされながら立ち向かっていく、彼らの栄光に至るまでの遠く長い道のりを描いた感動のドラマ。
 ゴールデン・グローブ賞をはじめ、2010年度の各映画賞を席巻。アカデミー賞は6部門7ノミネートで助演男優賞&助演女優賞のW受賞をした話題作です。

 ウィル・スミスが演じた「アリ」、ロバート・デニーロが27キロ増量してボクサーの引退後を演じた「レイジング・ブル」など、ボクサー映画は数あれど、本作は主演のまわりのキャラクターまでもが超強烈なのが印象的。薬物中毒でいつも彷徨った目をしている兄ディッキー、かなり自己チューな母親、しっかり者の恋人…。キャスト全員が主役といっても過言ではない存在感なのです。特に注目なのは大幅な減量に加え、髪の毛を抜き、歯並びを変え、外見をがらりと変えて、薬物中毒で元ボクサーの兄ディッキーに扮したクリスチャン・ベールの怪演ぶり。
 ミッキーウォードには兄の他に7人の姉妹がいるのですが、この7人は常に団体行動で兄弟のやることなすことケチをつける。これもまたいい味を出しています。

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ストーリー

才気溢れるボクサーだが、短気で怠惰な性格から破綻した日々を送っている兄ディッキー(クリスチャン・ベイル)と、才能に恵まれない現役ボクサーの弟ミッキー(マーク・ウォールバーグ)。彼は過保護な母(メリッサ・レオ)や兄に言われるがまま試合を重ねるが、一度も勝利を収められず・・・。

 さて、ついつい助演に目がいってしまいがちですが、主演のマーク ウォールバーグにも注目です。彼はボクシングシーンをリアルに見せるため、ギャラよりも50万ドル(約4100万円)オーバーするほど費やして、何年もトレーニングに励んだとか!

 優柔不断で母と兄の言うなりだった弟が途中から少しずつ成長していく展開もこの映画の魅力の一つ。マーク演じるミッキーウォードが、ボクシング界への復帰のため血のにじむ様なトレーニングをして対戦相手に立ち向かう姿を描くだけでなく、彼の地元に住む人々との関係や、真面目で優し過ぎるがゆえに家族がらみの問題に巻き込まれてしまう悲しいサガなどを丁寧に描いています。
 ボクサーも1人の普通の人間であるということ、そして闘う男子たちを支える女性の気持ちも描いているので、男女ともに感情移入しやすいですね。激しいファイトシーンの先に見えてくる人間臭い群像劇に胸がジーンとしますよ。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ ザ・ファイター

  • 監督デヴィッド・O・ラッセル
  • 出演マーク・ウォールバーグ/クリスチャン・ベール/エイミー・アダムス/メリッサ・レオ
  • 公開3/26(土)~ミッドランド スクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。