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ロビン・フッド

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ロビン・フッド
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新解釈で力強く描かれる
伝説のロビン・フッド

 今年の日本映画界はサムライ映画が大流行しましたね。洋画はリメイクとシリーズ物が目立ちましたが、こちらも神話や古典が多く公開されました。ロビン・フッドもその一つ。リドリー・スコット監督はロビンを中世のサムライと捉え、本作では道徳心と忠誠心を中心に描いています。2010年は現代人にむけて邦画も洋画も「サムライ魂」という一つのキーワードが軸になったのではないでしょうか。

 さて、ロビン・フッドというと、タイツを履いた好青年というイメージを持ってしまうのは私だけ?(笑)。1991年公開のケヴィン・コスナー主演のロビン・フッドはさすがにタイツ姿じゃなかったけれど、端正な顔立ちをしたきれい目の人物という印象がありました。しかし、ラッセル・クロウ演じるロビン・フッドは無精髭を蓄え、体は肉厚という戦士を思わせる風貌で、弓矢の名手というよりは剣や槍を持ち馬にまたがり敵と戦っていきます。何度も映像化されてきたのに、伝説のロビンの新しい解釈はとても新鮮で引き込まれます。

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ストーリー

12世紀末、十字軍の兵士としてフランスで戦っていたロビン(ラッセル・クロウ)は、帰国途上で英国の騎士ロクスリーの暗殺に遭遇する。彼の遺言を受け、ノッティンガムを訪れたロビンだったが、やがて英国侵略を目論むフランスの陰謀に巻き込まれていく。

“自分は何者か?”と自己発見の旅を続ける男ロビン。彼の父親は、万人の平等な権利を求める自由憲章を創案したことで処刑されてしまうのですが、その信念はロビンにも受け継がれており、彼は、領地を奪い、重税を取りたてるイングランド王に対して自由憲章の発行を約束させ、民衆の自由のために立ち上がります。しかし、このようなカリスマヒーロー役を演じさせたらラッセル・クロウの右に出る者はいませんねー! 中盤から俄然、ラッセルがカッコよくなるのだ。絶滅しつつあるワイルド肉食系のラッセルに久々に(失礼!)ときめいちゃった。

 歴史的事実、アクション、そしてロマンスを交え、皆が知っているロビン・フッドの物語ではなく、ある1人の射手がどの様にしてシャーウッドのアウトロー率いるあのロビン・フッドになったのかを描いていく。まさにこれは『ロビン・フッド ビギニング』です。伝説の始まりとして楽しんでください。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ ロビン・フッド

  • 監督リドリー・スコット
  • 出演ラッセル・クロウ/ケイト・ブランシェット/マーク・ストロング/ウィリアム・ハート
  • 公開12/10(金)~ミッドランド スクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。