デート映画一覧
デート映画

ミックマック

映画館
ミックマック
おすすめデート映画
写真

ファンタジックなのに現実的
ジュネが世界平和を願う!

 『デリカテッセン』『アメリ』のジャン=ピエール・ジュネ監督が贈る、ユーモラスでファンタジックなハートウォーミングコメディ。
 「武器があるから戦争があるんじゃない?」。この深刻にもなりかねないテーマを、トリッキーにゆるやかに悪戯っぽく描くのがジュネ流。いつの時代にもつきまとう“争い”という問題について考えさせられながらも、独創的なワールドに魅せられます。

 ビデオレンタルショップの店員バジルは、ある晩、発砲事件に巻き込まれ命は助かったものの、頭に流れ弾が残ったまま生きていくハメに。災難続きのバジルに温かい手を差し伸べてくれたのは、ひとり一芸をもった廃品回収業の心優しい7人。この仲間たちと不思議な集団生活にも慣れてきた頃、バジルは自分の頭の中にある銃弾を作った会社と、30年前に父の命を奪った地雷を製造した会社を発見。彼は仲間たちと、この憎き兵器製造の二大企業を懲らしめる、スパイ大作戦さながらの“イタズラ”(=ミックマック)を決意します。

写真
ストーリー

地雷で父を亡くしたバジル(ダニー・ブーン)は、街で起きた銃撃戦に巻き込まれ頭を撃たれてしまう。九死に一生を得た彼だが、職も家も失ってしまう。ある日、彼は父の命を奪った地雷と自分が撃たれた銃弾を製造している兵器会社を発見し、ある計画を思いつく・・・。

 つまり、復讐劇ではありますが、決して暴力的ではありません。おのおののユニークなスキルを活かして武器商人たちを懲らしめていくのですが、バジルたちが仕掛けるイタズラの数々は「ミッション・インポッシブル」のような、ド派手なスパイ演出もあれば、標的の家の煙突からマイクで盗聴を仕掛けたり、警備主任の目をくらますための色仕掛け作戦など基本的にはアナログ(笑)。あれよあれよと面白いからくりが登場するので、サーカスを観賞しているような気分。言葉より映像で多くを語るポップな話術はジュネならではです。このように遊び心に溢れた映画は「アメリ」同様、なんどでも観たくなっちゃう。

 撮影監督は、日本人のナガタテツオ(永田鉄男)で「エディット・ピアフ愛の讃歌」の撮影監督。同じ日本人として誇らしいわぁ。暖色の使い方、独特の美意識などジュネの世界観にぴったりです!(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ ミックマック

  • 監督ジャン=ピエール・ジュネ
  • 脚本ジャン=ピエール・ジュネ/ギョーム・ローラン
  • 出演ダニー・ブーン/アンドレ・デュソリエ/オマール・シー/ドミニク・ピノン
  • 撮影:テツオ・ナガタ
  • 公開9/18(土)~センチュリーシネマにて
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。