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クレイジー・ハート

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クレイジー・ハート
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最高のキャストと心地よい
カントリー音楽に酔いしれて

 過去に4度アカデミーにノミネートされながら、1度も受賞したことのなかった「ビック・リボウスキ」「ザ・コンテンダー」の名優ジェフ・ブリッジスが、5度目のノミネートにしてついに『クレイジー・ハート』でアカデミー賞最優秀主演男優賞の栄冠を手にした本作。このオスカーがこの作品のクオリティの高さを物語っています。

 かつては一世を風靡したカントリー歌手のブレイクは、ボウリング場で歌うなど、どさまわりの日々。酒浸りでまともにステージを務めることが出来ない。ある日、サンタフェで出会ったバツイチの新聞記者と恋に落ちます。彼女とその息子のためにも生活をたて直そうとするのですが・・・。

 57歳にしてその日暮らしのブレイク。酒を買う金すら無く、乗ってる車はポンコツ。よれよれのシャツに、ボロジーンズ、ウェスタンハットにブーツの髭面のおやじですが、ギターを弾き歌うとなぜか魅力的で、女性たちはメロメロになり、次の朝には誰かが彼の隣で寝ている。ダメンズだけど魅力ある人っていますよね~。ダメとわかっていてもついつい手をさしのべたくなるような。あ!日本の天才ミュージシャン○置○二とちょっとかぶる(笑)

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ストーリー

シンガーソングライターとして一世を風靡したものの、57歳になってすっかり落ちぶれたバッド・ブレイク(ジェフ・ブリッジス)。孤独な酒浸り生活を送るバッドは、シングルマザーの記者ジーン(マギー・ギレンホール)と出会う。

 物語の流れはミッキー・ローク主演の映画「レスラー」の音楽版のようですが、定番の物語に際立ってくるのがジェフの名演と歌声。ブレイクの愛弟子との仁義溢れる男と男の友情。そのブレイクのかつての愛弟子を演じるのはコリン・ファレルで、これまた見事な歌声を披露して、本物のミュージシャン顔負け。巨大スタジアムでのジェフとのセッションは鳥肌ものです!

 カントリーという郷愁を誘う音楽とアメリカの雄大な風景が、寂れた男の静かな再生の物語に絶妙にマッチしています。
 ラストにみる彼の姿は、疲れ切った男ではなく、どこか清々しくて希望が持てますよ。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ クレイジー・ハート

  • 監督スコット・クーパー
  • 出演ジェフ・ブリッジス/マギー・ギレンホール/ロバート・デュヴァル/コリン・ファレル
  • 公開7月24日(土)~伏見ミリオン座にて
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。