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FLOWERS―フラワーズ―

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FLOWERS―フラワーズ―
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懐かしくて、美しくて新しい
日本のあなたの物語

 「日本中の女性を元気にしたい」この想いのもとに日本を代表するキャスト、アーティスト、メディア、企業が集まりこの映画は誕生しました。

 昭和初期から平成まで3代に渡って激動の時代を生き抜いた6人の女性たちが、様々な時代背景の中で直面する、恋愛、出産、別れといった人生のターニングポイントに悩み苦しみながらも、自分らしく生きる姿を描いていきます。そして、彼女たちの背景を彩る四季折々の風景や時代ごとの街並みは、忘れかけていた日本人の原風景を思い出させてくれます。

 それぞれの時代の日本女性を体現するのは、日本映画界を代表する6大女優!1936年~蒼井優、1960年代~竹内結子、田中麗奈、1977年~仲間由紀恵、2009年~広末涼子、鈴木京香と、まさに豪華夢の共演。6人それぞれが個性を最大限に引き出し、芯の強い日本女性を爽やかにそして魅力的に演じています。

 本作の大きな見所のひとつは、日本映画を次々とプレイバックするような時代の流れを体感できる映像です。
 30年代の蒼井優演じる凜の家族は、ザ・日本の家庭。食事も必ず家族で食卓を囲み、父が席に着くまで母や子共たちは食べ物に手を付けない。父の言うことは絶対で口答えしようものなら、ちゃぶ台ひっくり返しちゃうような時代。コントではみたことありますね(笑)。ステキだなぁと思ったのは、お嫁に行く前日に母が娘のうなじを剃るシーン。大事な娘を想う母の姿に胸が熱くなりました。この昭和初期のシーンは、世界が認めた巨匠、小津安二郎の世界を彷彿とさせるモノクロームで描かれていきます。

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ストーリー

昭和11年、進歩的な考え方の凛(蒼井優)は、親同士が決めた結婚に悩み続け、式当日に花嫁姿のまま家を飛び出してしまう。昭和30年代、凛は3人の娘、薫(竹内結子)、翠(田中麗奈)、慧(仲間由紀恵)を授かった。娘たちもまた、高度経済成長を遂げる時代を懸命に生きていく。そして、物語は現代へ…。

 1960年代から70年代は、日本映画全盛期を思い起こさせる色調や文芸作品のような照明が印象的。時代考証も完璧で、1964年に薫が乗る新幹線のシーンに登場するお茶のボトルは懐かしかったな! ペットボトルの原型だとおもいますが、蓋がコップになったお茶ボトルです。あ、70年代後半の仲間由紀恵の聖子ちゃんカットも懐かしい(笑)

 物語は恋愛や夫婦像を通して、女性の決断や生き様を描いており、女性なら6人の誰かに自分を重ね合わせて見ることができると思う。生きていることに感謝して出逢った人に感謝し、いつも花開く笑顔で生きて行けば幸せを体感できる・・。全ての女性たちにエールを贈る素敵な映画です。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ FLOWERS―フラワーズ―

  • 監督小泉徳宏
  • 出演蒼井優/鈴木京香/竹内結子/田中麗奈/仲間由紀恵/広末涼子(五十音順)
  • 公開6/12(土)~名駅前・ピカデリーほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。