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アリス・イン・ワンダーランド

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アリス・イン・ワンダーランド
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大人も夢中!
ティム・バートンの不思議な国

 ルイス・キャロルのあまりにも有名な小説「不思議の国のアリス」のその後を描いたオリジナルストーリーを、鬼才ティム・バートンと名優ジョニー・デップが7度目のタッグを組み、驚異の3D映像で贈る「アリス・イン・ワンダーランド」。全米公開では今期最大のヒット作「アバター」の記録をはるかに上回ったとか。日本ではアバターの観賞前に本作の予告を観たほとんどの人が、早く観たい!と誰もがその極彩色豊かな映像を心待ちにして胸ときめかせていたのが印象的でした。

 期待以上で驚いたのは、夢を現実化したかのようなその不思議な映像。深さや厚みのある森の映像は、まるで自分も迷い込んだかのような気分にさせてくれるのです。アリスが大きくなったり小さくなったりするシーンは一見不調和で奇妙な映像空間の使い方でしたが、19歳になったアリスが子供から大人へと心身共に成長する内面を表現するというこの精神的な変化が本作のキーワードでもあるのです。

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ストーリー

19歳のアリス(ミア・ワシコウスカ)は、 “うさぎ穴”からワンダーランドに迷いこんでしまう。残忍な“赤の女王”が支配するこの世界で、アリスは伝説の“救世主”であると預言されており、運命を賭けた戦いに巻き込まれていく・・・。

 今までのアリス映画は、感情的な繋がりを感じるものはなかったのですが、本作は傲慢なデカ頭の「赤の女王」をはじめ、奇妙なキャラクターがなぜ「奇妙」なのか?を、明確にさせて彼らの個性を大切に扱っています。ジョニーが演じる帽子屋マッド・ハッターも今までのようなポイントリリーフじゃなく、アリスを助け感情のある人物として描かれているので、奇天烈で強烈なパワーを持ち、悲しみや優しさを秘めた異端児として心に残るキャラクターとなったのです。その他、「にやにや笑い」を残して消える猫や、「遅刻、遅刻だ!」とやたら時間を気にする白うさぎ、双子のオデブの兄弟など、小説で人気のキャラクターの活躍にも目が離せません。

 そして、なんといってもブルーをベースにしたキュートなアリスの衣装にも注目だよ。アリスはシーン毎に数センチから数十メートルに伸び縮しますが、それにあわせてドレスも伸縮自在で一枚のドレスが何パターンにも対応するの。クライマックスの戦闘服ファッションはクール!着せ替え人形で遊んだ頃を思い出しちゃいました。大人の乙女心を擽る本作は、大スクリーンの3Dでみてね~。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ アリス・イン・ワンダーランド

  • 監督ティム・バートン
  • 脚本コートニー・ハント
  • 出演ジョニー・デップ/ミア・ワシコウスカ/ヘレナ・ボナム=カーター/アン・ハサウェイ
  • 公開4月17日(土)~ミッドランド スクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。