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しあわせの隠れ場所

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しあわせの隠れ場所
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ひとりぼっちの黒人少年と、
白人家族の絆を描く実話

 本作は、昨年4月にプロのアメフト・リーグNFLのボルティモア・レイブンズにドラフト指名され、5年契約した新人プレイヤー、マイケル・オアーの波乱万丈の半生を描いた感動ストーリー。

 サンドラ・ブロックがゴールデングローブ賞で主演女優賞をとらなかったら、アカデミー賞にノミネートされなかったらノーマークの映画でした。見逃さなくてほんとに、ほんとに良かった。泣けて、笑って、心がほっこりして爽快気分♪映画を見終わった後、辛口で有名な記者さんがニコニコ顔で、「いやぁ~、いい映画だったね」と声をかけてくださったので、お茶に誘い映画談義。良き映画を観た後は誰かとその感動を分かち合いたくなるんです。

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ストーリー

家族と共に車で帰路に着くリー・アン(サンドラ・ブロック)は、雨に濡れながら夜道を歩くマイケル(クイントン・アーロン)に声をかけた。自宅に連れ帰って彼の境遇を知り、一家に迎え入れることにしたリー・アン。アメフトを始めたマイケルの適性を彼女が見いだしたことから、才能は一気に開花する。

 大柄で見た目恐そうな黒人の少年(当時17歳)を裕福な白人の家族が保護し、いつしか家族になりそして、彼は隠れた才能を開花させて新しい家族のため=自分の為に夢を叶えていく。耳を疑うような出来事が実話と聞いてびっくり。こんなに素敵なお話があったのですね。世の中捨てたもんじゃないぞ!

 黒人スラム街で劣悪な環境に育ちながらも真っ直ぐに育ったマイケル。白人の上流社会にいながらも誰にも流されず広い視野をもち勇気ある女性リー・アン。時にやりすぎてしまう母、妻を見守り、ブレーキ役となる夫や子供達。特に小学生の長男SJはマイケルのことを兄と慕い、アメフトについて自分はマネージャー&コーチだとおもって指導する。なんの偏見もなく黒人を受け入れたSJの懐の広さは母に似たのだろうか。二人のチャーミングなやりとりに大いに笑わせていただきました。

 笑いとシリアスなシーンのさじ加減もうまく、主人公のマイケルの幼いころの辛い体験やホームレスになったいきさつはさらっと描いて、現在の高校生活と新しい家族との生活に重点おくという構成もお見事。

 行動を起こす前から、「あいつには出来ない、無理だ」という人々も、やがて人は見かけじゃないということをマイケルから学び、リー・アンをはじめ周りの人が成長していくのです。鑑賞後はちょっとだけ、私も成長したかも。エンディングでは、実のマイケル家族が写真で登場して素敵な笑顔を見せてくれますよ~。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ しあわせの隠れ場所

  • 監督ジョン・リー・ハンコック
  • 出演サンドラ・ブロック/キャシー・ベイツ/ティム・マッグロウ
  • 公開2/27(土)~イオンシネマ・ワンダー、MOVIX三好にて
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。