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シャネル&ストラヴィンスキー

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シャネル&ストラヴィンスキー
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狂おしい音楽と情熱的な香り
二人の天才の秘めた恋物語

 昨年から1年にわたり3本公開されたシャネル映画の中でも、本作が最もクールでファッショナブル。シャネルのこだわる“スタイル”が伝わる作品です。

 シャネルの恋愛遍歴の中で、ロシア出身の作曲家イゴール・ストラヴィンスキーとの関係はたったの3ヶ月あまり。ヤン・クーネン監督は、人生の表面をなぞっていく伝記映画ではなく、この短い時期を想像力豊かに深く描いたことで、ファッションに限らず、シャネルがこだわる人生すべての“スタイル”を表現しています。

 また、本作はシャネル社が完全バックアップしているだけあって、衣装や装飾品がステキ。メゾンが保存するパリにあるココ・シャネルのアパルトマンやココ自身のプライベートワードローブを解放し、シャネルのデザイナー、カール・ラガーフェルドもシャネルコレクションから数点、また彼が所有するシャネルのワードローブからは、劇中でとても品がよく印象的なマントの着用を許したそうです。さらには晩年住んでいたリッツ・ホテルのスィートルーム、美術品などを使用し、忠実にココ・シャネルの世界を蘇らせています。

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ストーリー

1913年のパリ。イゴール・ストラヴァンスキー(マッツ・ミケルセン)の新作は斬新な内容のあまり、激しいブーイングを受ける。7年後、富と名声を手にしたシャネル(アナ・ムグラリス)は、彼の才能に惚れ込み、彼を妻子とともに自分の別荘に滞在させるが、二人はたちまち恋に落ちる。

 シャネルを演じたアナ・ムグラリスはシャネル社のハイジュエリーや香水などのミューズとして8年間も活躍しているだけあって、シャネルの世界観を演技や所作などで見事に表現。首がスゥーッと長くて、煙草の持ち方もスマートなんです。

 アナの取材時には、緊張している私に「あなたが緊張すると私も緊張するからリラックスしてね。(仏語)」と、ニッコリ微笑み優しい言葉をかけてくれました。撮影時はアナの鼻が高くて影が出来るとのことで、照明の位置を変えるという未だかつてないアクシデントも・・・。うらやましい! シャネルの5番の香りが漂ってくるような作品の雰囲気を味わってね。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ シャネル&ストラヴィンスキー

  • 監督ヤン・クーネン
  • 出演アナ・ムグラリス/マッツ・ミケルセン/エレーナ・モロゾヴァ
  • 公開2/20(土)~名演小劇場ほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。