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今度は愛妻家

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今度は愛妻家
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世の男性全員に観てほしい
切ない大人のラブファンタジー

 大ヒット舞台が待望の映画化となった本作は、10年間連れ添った愛情表現が 下手な夫と、健康オタクの妻のお話。ストーリーに関しては詳しく書けませんが、切なさと同時に、幸福感を感じさせてくれるラブストーリーです。映画を観た後、主人に本作を見てもらいたくて、延々と話していたらつい、最後まで話してしまいました。みなさんはネタバレしない程度にお話しください(笑)。

 「今度は愛妻家」と銘打つように、夫の妻に対する後悔と謝罪の気持ちが全篇に溢れていて、夫婦やカップルには切実な物語かもしれません。
 失ってから初めて気づく、いつも当たり前のものとして受け取っている日常のささやかな幸せ・・・。劇中で豊川悦司演じる夫が、井上陽水の「夢の中へ」をボソっと歌うんです。
 ♪探し物は何ですか?見つけにくい物ですか?・・♪
 あ~、また泣けてきた。この映画のこのシーンを思い出すたびに、涙が出ちゃいます。

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ストーリー

かつては売れっ子カメラマンだったが、今やニート同然の生活を送る俊介(豊川悦司)は、健康マニアの妻さくら(薬師丸ひろ子)に子づくり旅行をせがまれていた。ある日、二人は沖縄旅行に行くことにするが、その日を境に二人に微妙な変化が訪れる。

 しかし、この作品はよくあるお涙ちょうだいものではありません。笑いあり、涙あり、そして粋な演出。キャスト達の見事なアンサンブル、おかしくて切ない夫婦の物語は後半で明らかになるある仕掛けに繋がっていきます。その瞬間からラストまではラブストーリーを超えて、人生の哀歓を伝える普遍的な感動へ導かれるのです。前半のポップなやりとりが、後半は少しずつ紐解かれていく。その速度と、豊川悦司演じる夫が薬師丸ひろ子演じる妻をどれだけ愛していたかが描かれるプロセスが絶妙なんです。

 そっけなく浮気性な夫が、実は妻に何度も恋をしている瞬間が愛おしすぎる!「言葉を超えた愛の瞬間」が大切に描かれてはいますが、やっぱり言葉に出してお互いに伝えなければならない時もあるんじゃないかなと思いました。大人のカップルにぜひ見ていただきたい作品です。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 今度は愛妻家

  • 監督行定勲
  • 出演豊川悦司/薬師丸ひろ子/水川あさみ/濱田岳/石橋蓮司
  • 公開1月16日(土)~ 名駅前・ピカデリーほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。