藤原竜也主演作にマツケンが
友情出演!死のゲームに挑む
ほぼ毎日といってもいいほど放送されているクイズやゲーム番組。お笑い芸人やタレントが面白可笑しく罰ゲームを楽しんでいる姿を目にします。 本作で繰り広げられる「ゲーム」は、最初から罰ゲームとしか思えない。いや、罰ゲームどころか死のゲーム。ありえないルールのうえ、ゲームに勝ち残る確立は1割にも満たない。短い時間で勝ち残りをかけ苦しむ彼らの姿をもっと見ていたいと思う私はドSかも?!とても刺激的でありがながら、奇想天外で刺激的な映像に引き込まれてしまうのです。
このゲームに参加するのは特別な才能もなく、人生に目標もない、カネもない負け組の男達。そしてこの負け組のエース、伊藤カイジに扮するのが藤原竜也。さらには、同じチームでゲームに参加するのは松山ケンイチ!そう、「デスノート」で凄まじい頭脳戦をしたお二人が、本作ではお互いを支え合う役どころ。
自堕落な日々を送る26歳のフリーター伊藤カイジ(藤原竜也)は、友人の借金の保証人になったために多額の負債を抱えてしまう。そんな彼に金融会社社長の遠藤(天海祐希)は、一夜にして大金を手にできる船に乗ることを勧める。
二人が競演するのは命をかけたゲームの一つで鉄筋を使うゲームシーン。高層ビルの地上50階に掛けられた距離50メートル、幅12センチの鉄筋を渡りきれば、1千万円をゲットできるだけじゃなく、ゲームを開催している悪徳金融組織からも解放されるという戦慄の内容。実際は高さ2メートルの鉄筋で撮影されたそうですが、それでも落ちたら怪我をする。なんとこのシーンの撮影だけで6日間もかかったそうですよ。
渡る途中から大雨が容赦なく襲うという設定なので、二人ともびしょ濡れ状態。まさに「水もしたたるいい男たち」なのですが、そんな悠長なこと言ってられない緊張感。その背景には、人生は逆転できるという骨太のテーマがあるからこそ、必死に鉄筋を渡る姿は、とてもリアリティがあります。
しかし、鉄筋ゲームの次はカードゲームで、これまた香川照之と藤原竜也のド迫力な知能戦=演技バトル。カイジをこれでもかといじめ抜く香川さんに藤原ファンからクレームがでるのではなかろうかとハラハラしちゃう。
仮に人生やり直ししたくとも、このゲーム参加するのはご遠慮したいデス。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)
カイジ~人生逆転ゲーム~
佐藤東弥
大森美香
藤原竜也/天海祐希/香川照之/山本太郎/光石研/松山ケンイチ- 主題歌/劇中歌:YUI 「It's all too much」/「Never say die」
10/10(土)~109シネマズ名古屋ほか

