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アマルフィ 女神の報酬

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アマルフィ 女神の報酬
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美しいイタリアの風景と
大人のサスペンスに酔いしれて

 この映画、日本×イタリアの合作映画?と疑うほどスケールの大きさにびっくりしまた。ロケのほとんどをイタリアの世界遺産で行っていて、観光地として有名なコロッセオやサンタンジェロ城、スペイン広場など歴史的建造物が建ち並ぶローマ歴史地区、ナポリ近郊のカゼルタ宮殿、そして今作のタイトルにもなっているアマルフィ海岸など、次から次へと登場する壮大な風景に目がクギ付けになってしまいました。海外が舞台の作品はどうしても日本の俳優が浮いてしまうことが多いのですが、この素晴らしい風景に俳優陣が驚くほど馴染んでいたことも、今までにない革命的な印象です。

 最初はゆっくりと物語が進行していき、回想シーンなどを取り入れつつ徐々にスピードアップ。あっという間に物語に引き込まれます。日本人少女誘拐事件が国家を揺るがす事件になろうとは観る前は想像もつきませんでした。

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ストーリー

外交官の黒田(織田裕二)は、イタリアでのテロ予告を受け、邦人保護のために日本大使館に赴任。川越外務大臣のイタリア訪問準備に追われる中で、日本人の少女誘拐事件が起きる。黒田はひょんなことから誘拐事件に巻き込まれてしまうが・・・。

 二時間サスペンス好きの方やサスペンスに慣れた人なら途中で犯人が分かるかもしれませんが、犯人の目的や動機がなかなか分からないので、その真相を主人公の外交官黒田と共に考えいくという面白さもあるのです。

 今までどちらかというと熱く、感情がはっきりしているキャラクターが多かった織田裕二が喜怒哀楽を表に出さない謎めいた外交官役に挑戦。「踊る~」のジャンパー姿もよかったけど、高級そうな細身のスーツ姿にもしびれますよ。

 物語が進行するにつれ黒田がどんな男なのかすごく興味が湧いてきて、もっと彼のことを知りたくなってしまった。これはぜひ、シリーズ化して欲しいな。

 それはそうと、クライマックスであの世界の歌姫サラ・ブライトマンが本人役で出演し、ヒット曲「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を歌い上げるシーンは身震いするほど素晴らしい。人間ドラマが最高潮に盛り上がる部分なのです。エンタテイメント性とサスペンスを兼ね備えた大人の為の娯楽映画ですね。 (映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ アマルフィ 女神の報酬

  • 監督西谷弘
  • 出演織田裕二/天海祐希/戸田恵梨香/佐藤浩市/佐野史郎
  • 公開7月18日(土)~ミッドランド スクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。