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カンニング竹山が大不況時代の正義のヒーローに!?

 わたくしの最も好きな監督の1人、「キサラギ」の佐藤祐市監督が新作「守護天使」をひっさげて、先日名古屋にやってきました。本作は、鬼嫁に尻に敷かれたメタボ中年オヤジが、誰に頼まれることなく勝手に裏サイトの魔の手から少女を助けるために、必死で奔走する様を描いた一風変わったヒーローエンタテインメント。バラエティーで見るキレキャラを封印して主役に挑んだカンニング竹山が扮するのは、身近にいそうなサラリーマンでそのリアリティさがよかった!必死に少女を助ける健気な姿は誰もが応援したくなります。

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ストーリー

通勤途中の駅で一日の小遣い500円を落としたサラリーマンの須賀(カンニング竹山)は、拾ってくれた優しい女子高生の涼子(忽那汐里)のやさしさに感動し、勝手に彼女を守ることを決意する。しかし、見つけた涼子のブログには、みだらな日々が綴られていて……。

 一般試写会の舞台挨拶の壇上では、竹山さんが「今回、お笑いとは違う世界で貴重な経験をした」、「オレが主役なんて最初はドッキリだと思って信じてなかった」と、真面目トークが続くかとかと思えば、突然キレたりと会場は大いに盛り上がり。でも、今回のキレ具合はとってもソフト。竹山さんが演じた中年サラリーマン須賀のように、真面目でひたむきなトークでしたよ。なんといっても監督の突っ込みが絶妙で、あの間の取り方こそ伝説の映画「キサラギ」のテンポ。ナイスコンビで、次回は監督がお笑い界に進出したりしてね。

 今回、中年オヤジ須賀と共に少女を助ける「勝手にヒーロー2号3号」を演じたのが、佐々木蔵之介とAAA(トリプルA)の與真司郎。須賀がお助け資金を作るためにホモ雑誌のモデルをするのですが、その編集長が佐野史郎!そのホモぶりは本物?!と疑っちゃうぐらいリアル。さらに、お助け作戦の本部となる雀荘のチンピラに大杉漣。須賀の鬼嫁に寺島しのぶと、超豪華な個性派俳優がズラリと勢揃い。ホームドラマでは見ることの出来ない、俳優陣のハチャメチャぶりは邦画ファンにとっては嬉しい限りです。

 一人じゃ無理と、行動に移す前から諦める人が多い中、須賀は全てを投げ打って必死になる。そんな姿を見て見ぬふりをしていた人の心を動かしていくのです。 一生懸命ってこういうこと!困っている人を本気で助けよう!日頃の自分に反省しつつ、映画を観た後はスッキリした気分で前に進めると思いました。 (映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 守護天使

  • 監督佐藤祐市
  • 出演カンニング竹山/佐々木蔵之介/與真司郎(AAA)/忽那汐里/寺島しのぶ
  • 公開6/20(土)~TOHOシネマズ名古屋ベイシティほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。