デート映画一覧
デート映画

007 慰めの報酬

映画館
007 慰めの報酬
おすすめデート映画
写真

22作目の007シリーズは、復讐に燃えるボンドの再生ドラマ

 007というとウィットに富んだ会話とコメディタッチの描写が多かったのですが、本作は『ネバーランド』、『君のためなら千回でも』などドラマ専科のマーク・フォースター監督にバトンタッチし、薄くなりがちな感情表現にも多くの神経を注いでいるので硬軟のバランスが絶妙です。

写真
ストーリー

前作で愛するヴェスパーを喪ったボンド(D.クレイグ)は、彼女を操っていたミスター・ホワイトを追及していくうち、その裏にある悪の組織の存在を知る。ボンドの孤独で壮絶な戦いと、スパイか愛の復讐者か、その狭間でさらなる葛藤が始まる。

 前のボンド役のピアーズ・ブロズナンはおじさんフェロモン全開でイマイチ好きになれなかったのですが、英国紳士俳優ダニエル・クレイグになってとてもスタイリッシュに! ベットシーンが少ないので、おじさまたちには物足りないかもしれませんが、怒濤のアクションシーンの連続でエンターテイメント感はたっぷり! ボンドガールはウクライナ出身のオルガ・キュリレンコ。ボンドガールもダニエル版になってから、すっかりイメージが変わりました。今までのヒロインは、ボンドと愛を紡ぎ合うことが多く、美しければそれでよし、でしたが、今回のキュリレンコちゃんはボンドと対等に激しいアクションに挑戦し、自らのミッションを優先させているのです。

 映画の中での衣装はGUCCIのディレクターだったトム・フォードが手がけていて、ハイウエストで切り替えたジャケット類がダニエルの引き締まった体にとてもお似合い。キュリレンコちゃんがプラダのドレスを着てハイヒールを手に持ち枯れた歩道を歩くシーンが印象的です。また、007シリーズにはメインタイトルバックにテーマ曲がかかりますが、本作では007史上初、ジャック・ホワイトとR&Bシンガーのアリシア・キーズのデュエット曲が起用されています。タイトルバックに女性のシルエットが登場し、砂と炎をイメージしたクールでスタイリッシュな映像もカッコイイ。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 007 慰めの報酬

  • 監督マーク・フォースター
  • 出演ダニエル・クレイグ/オルガ・キュリレンコ/マチュー・アマルリック/ジュディ・デンチ
  • 公開1月24日(土)~ミッドランド スクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。