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K-20 怪人二十面相・伝

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K-20 怪人二十面相・伝
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金城武のコミカルな演技に注目
怪人二十面相はだ~れだ!?

 江戸川乱歩の怪人二十面相を基に、名古屋在住の劇作家 北村想の小説「怪人二十面相・伝」をさらに大胆に脚色したアクション・エンタテインメント。誰もが知っている怪人二十面相を今まで見たことのない世界観で描いています。

 主演のサーカス団員で怪人二十面相に間違えられる遠藤平吉を演じるのは我らが金城武。彼の映画を私が初めて観たのはウォン・カーウァイ監督の「恋する惑星」でした。そのあまりのキュート&セクシーさに衝撃を受けて、日本未公開の主演している香港映画を観あさった覚えがあります。

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ストーリー

架空の都市“帝都”で、富裕層のみを狙う 盗人“K-20”こと怪人二十面相が世間を騒がせていた。ある日、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は、財閥令嬢と名探偵・明智小五郎との結納の儀に潜入して写真を撮ってくる依頼を引き受けるが…。

 今作で女性ファンの心を鷲づかみにするに違いない彼のお茶目な顔、困った顔、驚く顔、そして笑顔が引き出されているのは、女性監督の演出だからでしょうか。記者会見の際に金城さんに聞いたところ「一生懸命に笑っているのに監督からオッケーがなかなか出ない。こういう笑顔が観たいのよ! という女性の視点からの演出で面白かった」と楽しそうに話していました。ん~、納得! 男性監督だったらここまで彼のチャーミングさは出ていなかったかもしれません。さすが佐藤監督、女心をわかっていらっしゃるわ。

 金城さんだけじゃなく、明智小五郎役の仲村トオル、華族のお嬢様役の松たかこ、平吉に泥棒のノウハウを教える泥棒長屋の長役國村準など、キャラクターたちもとてもチャーミング。特に仲村トオルのコメディアンぶりは他ではなかなか観られません。また、戦争が起こらなかった架空の東京「帝都」のゴシックカラーの漫画チックな世界観も本作の見どころの一つで、「ALWAYS 三丁目の夕日」スタッフの渾身作ともいえます。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ K-20 怪人二十面相・伝

  • 監督佐藤嗣麻子
  • 脚本佐藤嗣麻子
  • 原作北村想
  • 出演金城武/松たか子/仲村トオル/國村隼/高島礼子
  • 公開12/20(土)~名駅前・ピカデリーほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。