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ウォーリー

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ウォーリー
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小さな主人公ウォーリーが
大切なことを教えてくれる

 「ファインディング・ニモ」のピクサー最新作は、人間達が見捨てた地球で、たったひとり700年も働き続けてきたゴミ処理ロボット‘WALL.E’の物語。誰もいない地球でひたすらゴミ処理を続けるのですが、人間達の残した思い出の中でいつしか感情が芽生えるウォーリー。ゴミの中からお気に入り見つけたり、映画を観るうちに少しずつ愛や幸せのイメージを育んでいきます。

 驚くことに、この映画は前半ほとんどセリフなしで、まるでチャップリン映画みたいなの。ウォーリーは、自分の名前を言うのみで基本的には会話は出来ません。人間が登場する後半までは動きと目の表情だけで、観る側を感情移入させてしまうのです。ウォーリーが700年も独りぼっちで地球をお掃除していたかと思うと、愛おしくなり涙が出ちゃう。「ウォ?リィ?」と自己紹介するのですが、そのしゃがれ声は妙に人間っぽく、哀愁たっぷり。

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ストーリー

29世紀、全ての人類が宇宙へと逃れた後の地球。そこで700年もの間、コツコツとゴミを片付けていた小さなロボット「ウォーリー」。ある日、空から巨大な宇宙船が地球に降りてきて、そこから現れた最新型探偵ロボット「イブ」に恋をします。

 ウォーリーの夢は愛おしい人と手をつなぐこと。最新鋭ロボットのイブは、右腕に銃の様なものも装着されているのですが、彼女が銃をぶっ放す時にウォーリーがビクビクしている姿がなんとも可愛らしい。そして、イブと手をつなぐチャンスを伺う姿はオドオドして電車男のよう。まるで、デキる女とダメ男のロマンティック・コメディを観ている様で楽しいの。

 さらに、ゴミだらけの荒廃した地球を映し出すことにより、わたしたちに今何ができるかをさりげなく問いかけるなど、エコの観点からも興味深く見ることが出来ます。可愛らしいキャラクターが活躍するアニメだけでなく、次世代的な映像の美しさとともに、シリアスなテーマに取り組む姿勢も素晴らしい。一日も早くみんなに観て欲しいな!(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ ウォーリー

  • 監督アンドリュー・スタントン
  • 出演ベン・バート/エリッサ・ナイト/シガニー・ウィバー
    ※すべて声の出演
  • 公開12月5日(金)~ミッドランドスクエア シネマほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。