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落下の王国

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圧倒的な映像美で魅せる
壮大なファンタジー

 CGさえ使えばどんな映像でも作れる現代の映画界。もちろんCGを駆使した力作映画も数多くありますが、本作は、CGにまったく頼っていないにもかかわらず、今までに見たことのない映像美を存分に見せてくれます。

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ストーリー

映画の撮影中に大怪我を負い、恋人を主演男優に奪われたスタントマンのロイは自爆自棄になっていた。そんな中、同じ病院に入院していた5歳の少女と出会う。少女に自殺のための薬を盗んでこさせようと考え、気を引くために即興の冒険物語を聞かせはじめる。

 作品の軸になるのは、映画がまだモノクロだった時代の1915年、映画の撮影中に足に怪我をしたスタントマンのロイが、入院中に出会った5歳の少女に即興で語り聞かせる物語。悲観的なロイが紡ぐ物語が哀しい方向に展開しようとすると、そのたびに少女が意見を言い、物語は希望に満ちた方向へどんどん塗り替えられていきます。

 なんといっても、最大のウリは絵画のように幻想的な映像。構想26年、撮影期間4年という歳月をかけて世界遺産13箇所、24ヶ国以上でロケを敢行。考え抜かれた色や構図から生まれるスタイリッシュな映像は、象が泳ぐ美しい海、迷路のように続く階段、青色に染まる街など、ため息が出ちゃうほど美しい。CGをふんだんに使った超大作にも引けをとりません。これが現実の世界にあるのならぜひ訪れてみたい。日本人のコスチュームデザイナー・石岡瑛子のカラフルで造形的な衣装もステキです。 (映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ 落下の王国

  • 監督ターセム
  • 脚本ターセム
  • 出演カティンカ・アンタルー/ジャスティン・ワデル/リー・ペイス
  • 公開9/27(土)~名演小劇場、TOHOシネマズ名古屋ベイシティほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。