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グーグーだって猫である

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グーグーだって猫である
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漫画家と愛猫の愛しい日々
がいっぱいの優しいお話

 少女漫画界の巨星、大島弓子が飼い猫たちとの生活や、卵巣がんの闘病記を綴った同名の自伝的エッセイ漫画の映画化。病気と動物がテーマとなると、お涙ちょうだいモノになりがちですが、さすが筋金入りの大島ファンの犬童監督ですね!ところどころで大島弓子の漫画を挿入するなど原作への尊敬の気持ちがたっぷり含まれ、何とも味わい深いファンタジックなドラマに仕上げています。

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ストーリー

吉祥寺在住の天才漫画家、麻子(小泉今日子)が締め切りに追われる中、愛猫のサバが息を引き取る。そのショックで漫画が書けなくなり、アシスタント達が心配する中、新しい猫グーグーがやってきた。この新しい出会いや感情の中で、麻子はやっと新作を描き始める。

 舞台となる吉祥寺は大島さんが実際住んでいた町で本作の主人公の一つ。公園や動物園のシーンでは自然と人間、人間と動物の繋がりが優しく描かれつつも、吉祥寺にゆかりのある楳図かずおが、いきなりゲスト出演したり、メガデスのマーティ・フリードマンが、狂言回しで登場するなど、面白い仕掛けも満載。

 現実的なお話として、天才漫画家麻子さんがみんなから目標や憧れとされることに葛藤し悩み、一人で生きていく孤独さを描いたシーンは涙が止まらなかった。グーグーと戯れ、仲間達と公園でのんびりしたり、手術前にアシスタント達が麻子を元気づけに病院で踊るシーンなど、生活の中に訪れる幸せな瞬間の数々はほのぼのしていてすごくよかったです。

 人間はひとりじゃ生きられない。人間って、人に、そして動物達に助けられながら生きているってことを改めて教えてくれた映画です。私も、にゃんこが欲しくなっちゃった。グーグーをはじめサバや他の猫達の愛らしさにすっかり骨抜きにされてしまいましたもん。(映画パーソナリティ・松岡ひとみ)

データ グーグーだって猫である

  • 監督犬童一心
  • 脚本犬童一心
  • 出演小泉今日子/上野樹里/加瀬亮/森三中
  • 公開9/6(土)~センチュリーシネマ、TOHOシネマズ名古屋ベイシティほか
松岡 ひとみ  Hitomi Matsuoka  (映画パーソナリティ)  TV、ラジオ、雑誌で新作映画をナビゲート。試写会や舞台挨拶などの司会も務める。オピ・リーナ読者に向けて、独自の視点から「デート映画」と「お友達映画」を紹介します。