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神野三枝の“元気をあげる!”
神野三枝の“元気をあげる!”

夫婦で食の好みが違う事に悩んでいる私

 夫とまったく食べ物の好みが合いません。わたしは野菜中心の食事が好みですが、夫は未だに子どものような、脂っこいものや肉類が好きです。年を取れば夫の食生活も変わってくるだろうと思っていましたが、その気配はありません。食の好みの違いに折り合いをつけてこれからも生活していくには、どうしたらいいでしょうか?(ヨシ子 40歳)

 たとえ洋服の好みが似ていても、ペアルックを着ているカップルはそう見かけるものではありません。むしろ二人が全くテイストの違うファッションをしているカップルはざらにいます。それと同じで、夫婦と言っても味の好みは違って当然です。しかし食事を作る手間を考えると、毎食毎食違う献立を用意するのは面倒なので、好みが一緒だと楽ですよね。

 うちの夫は魚好きで肉は一切食べません。一方私は肉が大好きです。夫は海鮮食材が好きですが、私はエビ・カニ・サーモンのアレルギーがありそれらの含まれている料理を食べることができません。そんな二人が居酒屋に行くとそれぞれ別の料理を頼むので、一緒に外食に来た意味がないように思えます。(笑)

 家の中のインテリアにしても夫婦で好みが違って当然ですが、強いこだわりのないご主人の場合は、大抵掃除や管理をしてくれる奥さんに好みの主導権を譲って従って暮らしているものです。服はお互いの体ですから好きにできますが、家はそういうわけにはいきません。では食事は?

 広告代理店の博報堂が実施した「五感の中で最も重視する感覚」に関する調査では男女ともに1位は見た目である視覚、2位は味の味覚、3位は臭いの嗅覚、4位は音の聴覚、5位は触感の触覚でした。この結果からわかるように見た目のファッションは男女ともに譲れない一番大事な部分と考えるので、それぞれが違う格好をするのは納得できます。食事も味に対する味覚の重要性が強いので、自分の好みを通したい部分であることがわかります。そして食は食道楽という言葉があるように生きる楽しみでもあるのです。好みのものを食べたいというのは、まさに楽しみを味わいたいということです。単なるエネルギー補給ならば体にいいものだけを義務のようにして食べればいいので、お互いに好みをメニューに反映させる必要はありません。しかし1日の終わりの夕食に楽しみを味わいたいのなら、味覚の満足も必要なのではないでしょうか。

 お互い食べ物の好みが違っても、一緒に食べる時間が二人の関係を豊かにしてくれると考えれば、仮に別々のものを食べていたとしても楽しい食事になると思います。食の好みを押し付け合うより、作る手間はかかりますが、別のものを食べても楽しい食生活は可能なのではないでしょうか。ただ子供の場合は違います。食生活の中で身に付ける躾というのがあります。我儘を許さないことも大事なことです。
何のために食べるかを考えれば、メニューも食事のあり方も答えが見つかるはずですよ。

 気負わず、焦らず、穏やかに。
さあ、今日も元気を出して、お幸せに!

(2018年03月05日)

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