神野三枝 タレント
~お知らせ~ 「何度も何度も読みました。そして胸が苦しくなり、涙が止まりませんでした」「私にとって人生の教科書」・・・08年3月から3年にわたり連載、多くの反響を呼んだ神野三枝さんのコラム『礼状』に、新たに書き下ろしの文章を加えた自叙伝『母への礼状』が発売されました。 お問い合わせは風媒社(052-331-0008)まで。 http://www.fubaisha.com/

第34回『夢みるサムセン×陜川映像テーマパーク』

あけまして、おめでとうございます。
今年も、タビコラを、よろしくお願いたします。


さて、年末には韓国テレビ各社は、豪華に演技大賞授賞式を開催し、KBS「職場の神」はキム・ヘス、MBC「奇皇后」はハ・ジウォン、SBS「君の声が聞こえる」はイ・ボヨンが、それぞれ栄えある演技大賞に輝きました。人気ドラマは、日本にも早く入ってくるので、楽しみです。

そんな2013年に制作放送されたドラマの中で、早くも日本で放送が始まっているのが、KBS2「夢みるサムセン」(2013年1月から放送 全120話)です。
今年最初のタビコラはその「夢みるサムセン」の撮影現場をご紹介しましょう。



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漢方医院を開業している院長ポン・ムリョンは、40歳を過ぎて、娘グモクを授かりました。時代は朝鮮戦争の混乱の中、院長はまだ赤ん坊だった娘の身の安全を考え、院長のもとで漢方薬の販売員として働いているギジンに娘を託し疎開をさせます。


それから3年、戦後、街も落ち着いた頃、避難していた娘は、ギジンと共に、ソウルへ帰郷するも、実はギジンの策略により、院長の娘グモクはギジンの娘とすり替えられて、院長のもとへ帰ってくることに。
ギジンの娘はグモクとして裕福な家庭へ、一方すり替えられたポン院長の本当の娘グモクは貧しい家庭に送られ、食事もろくに与えられない貧困生活を強いられたのです。

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そんな生活が続いたある日、貧しい家庭の方では、育ての父が山で500年物の山参<サンサム>を発見。これを売れば家族は貧乏から抜け出せるという宝の発見でありました。ところがそれを、子供で何もわからない空腹の娘が食べてしまったのです。娘は激怒した家族から山参を食べた子という意味で「サムシク(参食)」と名付けられることに。本当はポン院長の娘グモクであるのに、サムシクという名前で成長した娘。


8年後、12歳になったサムシクは、出稼ぎのためソウルへとやってきます。
そして運命のいたずらか、ポン漢方医院の家政婦として働くことに。

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そして、サムセンと名前を変え、生きて行くのです・・・。


どんな逆境にも、持ち前の明るさと熱意で立ち向かっていくサムセンの姿は、観る者に、ひたむきさと、純真な心の大切さを教えてくれます。

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物語は、戦後の激動の時代に、サムセンがどのように女性漢方医を目指していくのかを、恋愛模様も含めて展開していきます。

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主人公、サムセンの少女時代を演じたのは「メイクイーン」でフィギュアスケーター役を演じた、演技力の高い名子役ヒョン・スンミン。サムセン役では、苦難をものともせず、前向きに一生懸命生きる健気な演技で、視聴者の心をとらえました。

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大人になってからのサムセンを好演したのは、女優ホン・アルム
時代劇「武神」に出演し日本でも人気急上昇中です。初主演作「全部あげるよ」では健気な女性を演じ、演技力にも定評があります。


漢方医院の娘に生まれながら、別の子供とすり替えられてしまったために過酷な運命に翻弄される主人公サムセン。
第1話を視聴率11.4%でスタートさせた本作は、サムセンの成長に伴うように数字を上げて行き、最終回の第120話では18.4%を叩き出し、人気作となりました。


さて、この「夢みるサムセン」の撮影現場となったのは・・・
慶尚南道 陜川郡 竜洲面 にある、
陜川映像テーマパーク」(ハプチョンヨンサンテーマパーク)です。

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【行き方】
(1) ソウルから
ソウル南部高速バスターミナル(地下鉄3号線5番出口)から陜川(ハプチョン)行きバス乗車。 陜川(ハプチョン)市外バスターミナル下車。
そこから、タクシー利用(約10分)。所要時間約4時間30分


(2) 釜山から
釜山西部バスターミナルから陜川(ハプチョン)行きバス乗車。
陜川(ハプチョン)市外バスターミナル下車。
そこからタクシー利用(約10分)。所要時間約2時間


私は、KTXで新慶州駅で下車し、そこから車で映像テーマパークまで移動しました。
ソウルのツアー会社の中には陜川映像テーマパークに行くツアーもあるようですので、手軽に間違えずに行くことができます。


さあ、ようやく到着した陜川映像テーマパークです。
入場門は駅舎の造りになっていて、入り口から、撮影セットになっています。

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入場門に入ると、映像テーマパークの全容説明の模型があります。
ご覧いただくと、その広さがおわかりになることでしょう。
これが全部、撮影セットです。

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いざ、中に足を踏み入れると、ノスタルジックな香り漂う街並みが広がっています。

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陜川(ハプチョン)映像テーマパークは1920年代から1980年代にかけてのソウルの街を再現した、主にドラマや映画の撮影を目的とした映像テーマパークです。


これまでにご紹介したように、ソウル市内、もしくは韓国国内には時代劇を撮影する屋外セットはいたるところにあるのですが、1920年代から1980年代までのソウルのセットを組んでいるのは、唯一ここだけ。
当時の姿が精巧に再現されており、ノスタルジックで異色的な感覚を感じます。
ですから、この時代の作品は、ほとんど、この陜川映像テーマパークで撮影されており、貴重なロケ地です。


ギジンがグモクを連れて疎開先から帰郷した時の様子、サムセンが夢を抱いて上京してきたソウル、様々な場面が蘇ります。


それでは、パーク内を写真でご覧ください。

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これはほんの一部。しっかり見て歩こうとすれば、半日は楽しむことができるでしょう。


全120話、まだこれからが、本格的なサムセンの生き様の部分に突入して行く「夢みるサムセン」は、BS日テレで、午後4時から好評放送中です。


そして、待望のDVDが今月、1月10日から順次発売開始となります。


1970年代のソウルを背景に、運命に立ち向かい、真の漢方医への夢を叶えていく少女、サムセンの成長に、胸が熱くなることでしょう。


さて、次回は、この陜川(ハプチョン)映像テーマパークで撮影された、ヒット作品の数々を、ロケ地の写真と共に、ご紹介いたします。


次回もロケ地盛りだくさんのタビコラを、どうぞご期待ください。


つづく




追記:タビコラに出てくる情報的な内容は、すべて旅行当時の状況ですので、現時点と違いがある場合があると思われます。あらかじめ、ご了承ください。
旅行ガイドとして捉えて頂くより、読みもの、コラムとして受け止めていただけますと幸いです。神野三枝


●放送情報
「夢みるサムセン」BS日テレにて毎週月曜~金曜 16時~17時放送

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●DVD情報 「夢みるサムセン」 DVD-BOX1 2014年1月10日発売 DVD-BOX2 2014年1月29日発売 以降、毎月2BOX発売予定(全6BOX) 価格:BOX1・2 各12,600円、BOX3~6 各14,700円(本体)+税 発売元:コンテンツセブン 販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント

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神野三枝 プロフィール
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コメント

けいちゃん: 2014年1月18日 22:39

全120話とか、韓国ドラマはスケールが違いますね。
うーんと時間ができた老後に、全部まとめて観たいww

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