島幸子 シニアソムリエール

島耕作

社長 島耕作 5月の終わり頃、「社長就任おめでとう!」とお客様から声を掛けられピンときました。


 ついに社長になったのかと他人事ですが嬉しく感じる出来事。初芝五洋ホールディングスの社長に島耕作が就任し、記者会見が行われたのです。

 これは漫画の世界の話なのですが、サラリーマンに圧倒的人気の物語で、リアルにビジネス社会が描かれています。そこで漫画の中の出来事なのに現実の世界でお披露目がされ、新聞掲載、記念ビール発売、テレビ番組放送となったのです。

 初めてその存在を知ったのは夜景の美しい21階にある中国料理店でお客様にワインをお抜きしている時でした。名前を聞かれ「島と申します」と答えると、「課長さんだね!」と言われました。

  私は身長が171cmあり、タキシードを着用して仕事していたためか、宝塚と呼ばれる事は多かったのですが、課長と呼ばれたのは初めてでした。その理由が 漫画の主人公にあることが分かり、もし私が大企業に勤務するサラリーマンだったら今頃課長になれているのだろうかと興味を持ちました。

弘兼憲史さんによるフランスワイン入門 それ以来、主人公の島耕作が出世するたびにお客様からおめでとうと言われ続け、深い親しみを感じているのです。漫画は単行本をすべて読んでいますが、出 世への道のりは決して楽なものではありませんでした。複雑に絡む人間関係、本社からの出向、そんな中でワイン業界の仕事に携わる場面も出てきます。現実の 世界でお客様方の出張先や駐在地として中国の名前がよく登場する頃には島耕作も中国にいました。

 大人が漫画を読むのは気恥ずかしい感じがありますが、私は自分自身が体験する事のできない、大企業で働く男性を取り巻く環境やグローバルな世界、ビジネスの大変さを島耕作を通して少し知る事ができました。

 ソムリエールはお客様の気持ちが分かると、その方が望むワインを探しやすくなります。なにしろ私がワインをお抜きしている多くのお客様方は実際にその世界にいらっしゃるのですから。

 著者の弘兼憲史さんはワインの入門書も出版されています。島耕作とワインの勉強ができてお勧めです。

【写真上】社長 島耕作
【写真下】弘兼憲史さんによるフランスワイン入門
島幸子 プロフィール
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